「エンドウを売却するのはバカげている」まさかのCBで勝率100%! 驚異の遠藤航を英国メディアが“手のひら返し”で絶賛! 「もう居場所はない」→「近年の獲得選手で最高」
「適応力の高さを証明した」
「もう居場所はない」「忘れられた存在」などと酷評していた英国メディアも手のひらを返した。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 現地12月18日に行なわれたカラバオカップの準々決勝で躍動したのが、リバプールの遠藤航だ。 菅原由勢が途中出場したサウサンプトンとのアウェー戦で、本職のボランチではなくCBでサプライズ起用されると、攻守に躍動する。 攻撃時は中盤まで上がる“偽CB”としてプレーし、ハービー・エリオットが決めた2点目のプレアシストをマークすれば、守備ではデュエル勝率100%という驚異的な強さを発揮。2-1の勝利に大貢献し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。 現地メディア『FOOTBALL FANCAST』は「地上戦で100%勝利したリバプールのエースは売却すべきではない」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。 「エンドウは今シーズン、リバプールでほとんどプレーしておらず、カラバオカップの3試合はすべて先発出場したが、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの8試合ではベンチからカメオ出演したのみだった。ボールを扱う際の技術的なクオリティが限られているため、監督のスタイル上の好みに反する結果となったが、それでもエンドウは仕事をやり遂げ、サウサンプトン戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、CBでスロット監督の、そして彼の適応力の高さを証明した」 同メディアは、「彼は8回の地上戦すべてで勝利しただけでなく、4回のタックルを成功させ、インターセプトとクリアをそれぞれ2回ずつ達成したにもかかわらず、ファウルを犯さなかった」とスタッツに注目。こう続けている。 「彼のスタイルは戦術的設定の中では多少不釣り合いに思えるかもしれないが、リバプールのシーズンに何か重要なものをもたらしているのは明白だ」 記事は「31歳の彼は、スロットのシーズンで大きな役割を果たしているわけではないが、リードを守るために守備が求められる試合の終盤でレッズに強力なリリーフを提供しながら、カラバオカップ戦の中心メンバーであることを証明している」と綴り、こう締め括っている。 「彼を売却するのは、実のところ少々バカげているだろう。なぜなら、この日本代表選手はチームの重要なメンバーであり、結果を左右する重要な存在となることは間違いないからだ。エンドウは近年のリバプールの獲得選手の中で最も賢明な選手の一人であり、彼の最高の貢献はまだこれからである兆しがある」 今季3度目の先発出場で、重要性を証明してみせた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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