“しまんちゅ”ビキニ選手が高重量スクワットで鍛え上げた下半身で魅了 ボディコンテスト2位に輝く 「筋トレしないとムズムズしてしまう」
12月8日(日)、 ベルサール渋谷ガーデンにて『サマー・スタイル・アワード 2024 “10th ANNIVERSARY” FINAL』が開催され、小橋川紋可(こばしがわ・あやか / 35)さんがビキニモデル部門トールクラスで2位入賞を果たした。トレーニングをしっかりしている中でも女性らしくバランスの取れたスタイルが求められるこの部門でみせた、筋肉質かつ絞り切られた下半身は多くの観客を虜にした。 【写真】小橋川紋可さんの下半身が映えるキラキラビキニボディ
トレーニングは10年以上継続しているという小橋川さん。運動好きが転じ、ボディメイクにも取り組むようになった。 「トレーニングは10年以上続けていたものの、コンテストへの出場歴は3年程度になります。きっかけはサマスタに出場している選手とお話しをさせていただく機会があったこと。純粋に『楽しそう』と思い、出場を決意しました。私は沖縄県の出身なのですが、意外と沖縄人って海があってもビキニでは入らないくらい恥ずかしがり屋さんが多くて。はじめは友人からも人前で露出の多い服を着れるのがすごいと言われていましたが、今では私の活動を応援してくれています。今回もわざわざ沖縄から応援に来てくれて。大会当日は大きなパワーをもらいました」 そんな小橋川さんが今大会に向けて強化をしたのが下半身。これまでも指摘をされていた下半身の細さを克服するため、より一層強度の高いトレーニングを重ねてきた。 「弱点である下半身の細さを克服するため、高重量を扱うスクワットを多く取り入れました。私は体質的に下半身が太りにくいと同時に、筋肉も付きにくいみたいで。簡単に筋肉にならないからこそ、スクワットはほぼ毎日やり込みましたね。フリーウエイトではなくスミスマシンで行うことでフォームも安定するため、高頻度のトレーニングでも怪我なくこなすことができたと思います」 普段は自身の経営するパーソナルトレーニングジムでトレーナーとして活動をしている小橋川さん。どのような工夫をして仕事との両立を図ってきたのだろう。 「コンテストへの出場も3年目なので、時間の使い方は徐々に慣れてきた部分も多くて。でも、仕事が終わるのは毎日21時頃。自分のトレーニングは、業務の空き時間や業務終了後が多かったです。10年も筋トレをしていると完全に習慣化していて。やらないと逆にムズムズしてしまうんですよね」 10年もの間トレーニング継続を実現している小橋川さんに筋トレを続けるコツを伺った。 「最も大切なのは無理をしないこと。5分間の運動を毎日継続する意識から始めてみましょう。特に運動経験や習慣のない方がはじめから”1時間やらないと”と無理に頑張ってもなかなか続かないと思います。私はパーソナルトレーナーとして活動をしていますが、実はお客様にも頻度や量の強要はしないようにしているんです。それは、自分が一番楽しめる頻度と強度でやれば自然に継続できるようになるから。そのせいか、私のジムに通うお客様の多くが数年スパンで継続してくれていて。まずは身体を動かすこと楽しさを見つけてみませんか?」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:池田光咲 撮影:夏目英明