中学受験、親がどこまでサポートするのが正解? 悩めるママ3人に、受験のプロがアドバイス
■座談会を終えて きょうこ先生から 仕事をしながらの受験サポートは本当に大変。時間や体力との戦いです。やってあげたいことがあっても、思うようにできない・進まないジレンマに陥ります。だからこそ「自分たちはどんな受験をしたいのか」「限られたリソースで何をどこまでできるか」をご家族で話し合う必要があります。 子どもたちは「志望校には合格したい」けれど、「具体的に何をすればいいかわからない」。そこは親御さんのサポートが必要です。勉強を教えなくても、そばについてあげたり、プランを立ててあげたり、できることはあります。 ひとりで抱え込まず、周囲の手を借りながら、親御さん自身が潰れてしまわないよう、できる範囲でお子さんに寄り添ってあげてくださいね。 (取材・文/玉居子泰子) ○安浪京子先生/算数教育家・中学受験専門カウンセラー。具体的でわかりやすい指導法や親子の立場に寄り添ったメンタルサポートが人気。著書に『親がやるべき受験サポート』(共著、小社刊)、『中学受験にチャレンジするきみへ~勉強とメンタルW必勝法!』(大和書房)ほか多数。
玉居子泰子