【動画】15日の天気 - 台風7号 木曜から伊豆諸島で猛烈な風 金曜は関東に接近へ 関東も大荒れに(14日19時更新)
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台風7号が小笠原諸島に接近しています。台風7号は今後も発達しながら北上し、16日(金)から17日(土)頃にかけては強い勢力で東日本や東北に接近する見通しです。15日(木)から16日(金)には伊豆諸島で最大瞬間風速60メートルが予想されていて、一部の住家が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹く見込みです。関東も16日(金)は大荒れとなりそうです。早めに台風対策を行なってください。
台風7号は小笠原諸島に接近していて、小笠原諸島では15日(木)にかけて大しけとなる見込みです。小笠原諸島は15日(木)にかけて非常に強い風が吹き、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。土砂災害や暴風にも警戒が必要です。15日(木)は伊豆諸島で次第に雨と風が強まり、大荒れとなりそうです。
伊豆諸島では15日(木)の夜遅くから猛烈な風が吹き、15日(木)から16日(金)は最大瞬間風速60メートルが予想されていて、一部の家屋が倒壊するような危険な風が吹くおそれがあります。風が強まる前に頑丈な建物の中へ移動してください。また台風は16日(金)から17日(土)頃にかけて東日本や東北に接近する見通しで、関東に近づく16日(金)には中心気圧が950hPaまで下がる予想となっています。
16日(金)は関東も風・雨ともに強まり、大荒れとなる見込みです。関東も飛来物によって怪我をしてしまうような危険な風が吹くおそれがあり、交通へ大きな影響が出たり、停電が発生したりするおそれもあります。暴風や高波、土砂災害などに厳重な警戒が必要なため、15日(木)のうちに飛ばされそうな物を片づけたり、モバイルバッテリーを用意しておくなど台風への備えをしてください。東北も太平洋側で雨と風が強まる見込みです。
15日(木)の夜遅くから関東は台風の北側の雨雲がかかってくる所がありそうです。また北日本は湿った空気などの影響で15日(木)も局地的に雨が降って強まる所がある見込みです。東海から西の地域は猛烈な暑さが続く所が多く、最高気温は37℃前後まで上がる所がありそうです。体温超えの暑さになる所も多く、万全な熱中症対策が必要です。また晴れる地域も急な雨や激しい雷雨にご注意ください。 (気象予報士・與猶茉穂)