50代からの「冷蔵庫収納」。週1回の見直し習慣できれいが続く
気がつくとものであふれている冷蔵庫…。ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは、「今までさまざまな収納グッズを使ってきた冷蔵庫収納ですが、50代になりグッズにこだわらない収納に落ち着きました」と話します。今回は、奥田さんが実践する、50代冷蔵庫収納の最適解を紹介します。
1:「週に1回の見直し」で無理なくラクに片づく
片づけで悩む方が多い場所、それが冷蔵庫です。毎日使うものと週1回しか使わないものが混在している、家族が勝手に買い物をしてきて、あいている所に適当に入れてしまう、まとめ買いをすると普段しまう場所からはみ出してしまう…理由はさまざまです。 そして、ご家庭によって悩みが違うからこそ、改善方法が難しいのも冷蔵庫収納の特徴です。 冷蔵庫収納が上手なご家庭のマネをしても、そもそも食の好みが違うし、冷蔵庫のサイズや家族の人数も違うのでうまくいかない…と、過去に片づけに悩む方からお話を伺ったことがあります。片づけを仕事にしているわが家でさえも、いただきものの果物や野菜があったり、まとめ買い食材で冷蔵庫がいっぱいになったりすることがあるほど、冷蔵庫収納は難しいのです。 そんな状況を打破するためにわが家で行っているのは「定期的な食材の確認」です。週1回、忙しいときは2週に1回、これをやるとやらないでは大きな差が出ます。見直しをすることで早く食べたほうがいいものが見つかりますし、そのタイミングでさっと掃除もできるので無理なくきれいな状態が保てます。
2:「収納にこだわらない」ことが、きれいが続くコツ
定期的な見直しのほかに、50代になってからは「冷蔵庫内の収納にこだわりすぎない」ことを意識しています。 現在は、お弁当の食材と調味料のみ、まとまっているとラクなものだけを収納グッズで管理。なぜかというと、収納グッズを入れすぎると、食材を買いすぎたときに食材が入りきらず、結局収納ケースを出さないといけない、ということがあるからです。 また、50代になったことで少しでも家事をラクしたいという気持ちが強く、あまりこまごまとした収納だと続けられないことも理由のひとつです。ぴしっと収納されている見た目の美しさよりも効率を大事にしたいと思い、今の収納に落ち着きました。