岩田剛典「納得できないから続けられる」出会い大切に2021年へ
自分に納得できないからこそ続けられる
三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Best Friend's Girl」でデビューして10年。俳優としては2013年、舞台「あたっくNo.1」から数えて7年になる。現在の自分はキャリアの中でどんな立ち位置にあると考えているのか。 「発展途上でまだ未熟で、途中だなって思いますね。登山でいえばまだ中腹にも至っていない。まだまだいろいろなものを吸収するべきだと思いますし、まだまだ成長しなければいけないなという思いでいます」 自己評価には厳しいほうだとも。 「良い言い方をすればストイックということになるのかもしれませんが、あまり自分で自分に対して納得することはないです。性格上、いつになったら自分の中で納得できるようなことができるのか。満足してしまったら、そこでつまらなくなる気もする。こういう性格だから続けられているのかな、とも思っています。何か、悔しかったことをモチベーションに耐えてきた部分があります」 キャリアを積み重ねることは壁にぶつかることの連続でもあるという。 「壁っていうのは常々あり、壁を越えたら次の壁が現れる。その都度、自分の能力のベストを尽くして成長していくことが僕の仕事への向き合い方で、大切にしている部分です。真摯に向き合ってきたつもりなんですけど、それでも至らない点だったり、もっとできたな、と反省点があります。反省点を次に活かして、毎回ベストを尽くすのみです」 大切に思うことは、出会いと体験。 「作品を通して素敵な監督、素敵なキャスト、スタッフの皆さん方と出会えることを大切にしています。新しい環境で新しい出会いがあるのは、本当に幸せなことだなと感じています。お芝居の世界でこそ、普段音楽業界ないしグループの中で活動している自分ではやっぱり感じることができない体験が実際にありますので、それは今の自分にとっては糧になってきてるなと、日々感じます」