母国では「決してしてはいけない」こと…はじめて日本の「蕎麦」を食べたオーストラリア人が感じていた「違和感」
昨年5月に新型コロナによる緊急事態宣言の終了が発表され、人々の生活はおおむねコロナ禍前の状態となっています。日本政府観光局(JNTO)の発表では海外からの訪日外客数は、2024年9月は287万2200人と、今年9月時点で前年の年間累計を上回ることになりました。国境を越えた人々の移動がふたたび活発化し……今後もさらにインバウンド需要は拡大していく見込みです。 【マンガ】はじめて日本の「蕎麦」を食べたオーストラリア人が絶句…後悔したワケ 日本へやって来た観光客たちから熱い視線を浴びているのは、やはり「食」。観光庁「訪日外国人消費動向調査」(2019年年次報告)によると、訪日外国人観光客が「訪日前に期待していたこと」の第1位(69.7%)は「日本食を食べること」とあり、食への高い関心がうかがえます。
日本食って本当にクオリティが高い!
そんななか、道行く外国人観光客に声をかけ、とっておきの日本食を堪能してもらう――そんなYouTube動画「Momoka Japan」が人気を集めているのをご存知でしょうか? 「日本に来て1日目!初めて食べる日本食に感動が止まらない」 「街行く外国人に初めてたこ焼きを食べてもらったら」 「外国人がデカ盛り天丼に大感激!」 興味をそそるタイトルと、海外のみなさんが日本食を美味しそうに食べる姿から、見ると思わず笑顔になってしまう動画の数々はなんと630本以上。総再生回数は4億回を超え、チャンネル登録者数は現在90.7万人(2024年8月30日時点)と、注目度が急上昇しているんです。 制作しているのは都内に住むYouTuberのMomokaさん。動画を作成するにあたって、Momokaさんは新宿や渋谷など、海外観光客の多いエリアで出会った方々に英語で直談判。OKがもらえたら、一緒におすすめのお店へ向かいます。見ず知らずの、それも外国人に話しかけるのはなんとも緊張しそうですが…。 「恥ずかしがらずに、がんがん声をかけちゃいますね! この英語おかしいかな?なんてことは考えず、まずは話してみます。私がバリバリの関西人なことも関係あるかもしれませんが…(笑)」(Momokaさん) Momokaさんの動画で登場するのは、必ずしも高級な料理ではなく、トンカツやお刺身、肉じゃが、駄菓子など日本人にとって親しみ深いものばかり。普段当たり前のように食べているものが、海外の方にとっては実に新鮮で心から楽しんでいる様子に、あらためて驚かされるとともに、日本の良さを再確認することができます。