花嫁姿の名脇役! ロイヤルが選んだ「麗しのウエディング・ブーケ」【前編】
花嫁のドレス姿のアクセントとなる重要小物の一つであるブーケ。ロイヤル・ウエディングでは、王道のホワイトブーケが主流なものの、個性を引き立てるアーティなデザインや、グリーンたっぷりのオーガニックなブーケなどもあり、花嫁が参考にしたいインスピレーションがいっぱい! 【写真】キャサリン皇太子妃の高貴なパール・イヤリングスタイル集 今日と明日、2回に分けてたっぷり実例を紹介しますので、あなたの理想のブーケをぜひ探してください。
ラウンドブーケ/マデレーン王女(スウェーデン)
ローズを中心に、スズランやマートルなどで構成された白のラウンド型ブーケを選んだスウェーデンのマデレーン王女。ヴァレンティノ ガラヴァーニが手がけたAラインのレースドレスと共に、時代を超えたオーセンティックなスタイルのお手本のような花嫁姿です。
ラウンドブーケ/ザラ・ティンダル(イギリス)
2011年、元ラクビー選手のマイク・ティンダルと結婚式を挙げたザラ・ティンダル。スチュワート・パルヴィンのシンプルなウエディング・ドレスに合わせたのは、カラー、アジサイ、セネシオの葉、スコットランドの国花であるアザミを使ったラウンド型のブーケ。白とシルバーグリーンのコンビネーションがオーガニックなムードを醸し出しています。
ラウンドブーケ/ソフィア妃(スウェーデン)
クリーム、ピーチ、コーラルの淡いカラーリングのローズとマートルの小枝で構成された、ソフィア妃のブーケ。ギンバイカはソフィエロ城の敷地内から摘み取られたもので、幸運をもたらすというスウェーデン王室の伝統に則ったもの。ストックホルム宮殿のチャペルを飾る装花もカラフルなピンク系で統一されています。
キャスケードブーケ/ユージェニー王女(イギリス)
パトリス・ヴァン・ヘルデン・オークスが手がけたユージェニー王女のブーケ。白とグリーンの、小ぶりなキャスケード型のブーケは、スズランやジャスミン、アザミ、白いスプレータイプの薔薇、アイビー、ギンバイカなどから構成。春の花であるギンバイカの小枝を入れるのは、ヴィクトリア女王の時代からの伝統です。
キャスケードブーケ/マキシマ王妃(オランダ)
マキシマ王妃が選んだのは、薔薇、クチナシ、スズランといったウエディング・ブーケで人気の3つの花をたっぷり使ったティアドロップ型のキャスケードブーケ。上品な光沢を放つ、ヴァレンティノのミカドシルクのドレスとともに、王道クラシックを極めた花嫁スタイルです。