多彩なシニア世代をひきつけ成長する植木屋 自然と接する自由な働き方を実現
――⼤量に出る剪定枝や葉をどのように資源循環させますか。 年間で軽トラック5000台分の剪定枝などの廃棄物が出ます。これを中間処理施設へ費用を払って処分しています。再利用している中間処理施設の中には、堆肥(たいひ)にして長野のキャベツ農家に売るところもあります。 以前弊社は、コーヒー豆が入っていた麻袋を再利用し、粉砕した剪定枝をその中に入れて発酵分解させ、麻袋ごと土に返す取り組みを無料で実施していました。好評だったので、いずれ復活させたいと考えています。 将来的には、作業用の軽トラックに剪定枝などを破砕する装置を取り付け、カットデザイナーが現場で廃棄物を土に戻す取り組みをしたいと考えています。これができれば処分費用は不要となり、まさに「植木屋革命」だと言えるでしょう。
朝日新聞社