年末の風物詩「創作四字熟語」の作品募集中 選考担当者「みんなを明るく元気にしていただける作品を応募いただけたら」
「楽しい創造性のある作品をたくさんいただければ」
今年で35回目を迎え、今回は初めて、文部科学省の後援事業としても認定されるなど、年々広まりをみせている創作四字熟語。現在も選考を行っている谷口さんは「元々四字熟語を生かして今の世相を表した楽しい創造性のある作品をたくさんいただければと思います」と話す。 そして、松島さんは「一年の世相を振り返ると 辛い世の中の時もありますが、その中でも明るい話題とか元気づけられる作品を応募してくださると私たちもうれしくなります。みんなを明るく元気にしていただける作品を応募いただけたらと思います」と笑顔で話していた。 創作四字熟語の応募詳細は住友生命保険の公式サイトで。
公式サイトで過去作品を見ることができる
取材を終え、谷口さん、松島さんと雑談していると、谷口さんが筆者が社会人となった1999年当時のパンフレットを見せてくれた。 その時の最優秀作品は、街に出てあちらこちらから聴こえるケータイの着メロが乱れ飛んでくることを表した「着歌繚乱(百花繚乱)」。 そして、筆者を含め3人が同世代ということもあり、「あの時は学生でこんな風にすごしながら見ましたー」「世の中こんな風に動いていたんですね」などと、過去の作品を眺めながら、世相やその時々の懐かしい話題で自然と盛り上がった。 谷口さんによると、創作四字熟語の公式サイトでは、過去の作品がみられるようになっているという。 35年分、創作四字熟語というユニークな形で平成、令和を振り返れば、さらに話が盛り上がりそうだ。