【厚生年金】40年間「平均年収約500万円」で働いてきた会社員の老齢年金の受給額は月額いくら?
「朝は満員電車で通勤し、夜遅くまで残業をして帰ったら寝るだけ」、「休日は家事や子どもの面倒を見るのに忙しくて、気づいたら終わっている」、こんな忙しい毎日を送っている人も多いでしょう。 ◆【一覧表】平均年収ごとの年金受給額の目安&いまから老後資金を用意できるのか3~30年間の積立投資でシミュレーション! そのような人のなかには、会社を辞めて第二の人生をスタートできる老後生活を楽しみしている人もいるかもしれません。 ただし、老後もお金がなければゆとりのある生活を送ることは難しいです。では、現在会社員として働いている人は老後にどれくらいの年金をもらえるのでしょうか。 本記事では、40年間「平均年収約500万円」で働いてきた会社員が老後に受け取れる年金額を紹介します。 老後に必要となる生活費や今から老後資金を用意する方法についても紹介するため参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
40年間「平均年収500万円」で働いた会社員の年金額は月額いくらか
それではさっそく、40年間「平均年収500万円」で働いた会社員が老後にどれくらいの年金を受け取れるのか確認しましょう。 以下の条件で、現役時代の平均年収別に年金受給額をシミュレーションします。 ・1973年生まれ ・23歳から62歳まで会社員として勤務 ・65歳から年金受取を開始 シミュレーションの結果は以下のとおりです。 ●平均年収ごとの目安年金受給額(額面) 平均年収 年金受給額の目安(額面) ・200万円 月10万2000円 ・300万円 月12万円 ・400万円 月13万5000円 ・500万円 月15万4000円 ・600万円 月17万3000円 ・700万円 月18万8000円 ・800万円 月20万2000円 ・900万円 月22万3000円 平均年収500万円の人が受け取る年金は額面で月15万4000円となります。 なお、平均年収200万円の人の年金受給額は額面で月10万2000円、平均年収900万円の人は月22万3000円です。現役時代の平均年収によって、年金受給額に大きな差が出ることがわかります。