日向坂46・四期生 グループ加入後、“東京に染まった”メンバーは? 映画撮影のためにイメチェンした心境も
■団結力も日に日に強まる舞台裏では同期・平岡海月への信頼も
――四期生初の映画撮影を経て、絆もより深まったかと思います。 正源司:自分にできることをそれぞれが見つけられる新たな機会になったし、演じた役を通して、メンバーのいろんな面を見られたのも楽しかったです。 渡辺:四期生としての団結力を、普段も感じているんです。例えば、レッスンで誰かが「テキパキと進めよう」と思った日には、会話は少なく、黙々とダンスを体に入れていったり、分かり合っているから他の子の考えが分かるし、無言の気遣いができます。 正源司:スケジュールが頭の中でゴッチャ混ぜになりやすいんです。そんなときに「次の予定は何だっけ?」と言うと、必ず誰かがスッと答えてくれて。いつでも周りの声に耳を傾けているのは、互いの信頼関係があるからだと思います。 石塚:誰かが「調子悪いのかな?」と思ったら話しかけて、気落ちしないように明るく振る舞ったりもできるよね。 ――そうした場面で、特に率先して場を引っ張るメンバーは? 小西:みっちゃん(平岡海月)ですかね。自分の負担になるんじゃないかと心配にもなるほど、落ち込んでいる子にすぐ駆け寄っていくし、他人を気遣える存在でありがたいです。 ――四期生としての団結力も日々、強くなるばかりですね。最後、その力を結集した映画公開を控えての思いを改めて、正源司さんに伺えれば。 正源司:初めての演技でしたけど、私たちにできることは最大限にやってきました。監督やスタッフさんと共に「すてきな映画を作れたんじゃないか」と思っていますし、すてきな青春のステージが、観てくださる皆さんの心にも響いたらうれしいです。 (取材・文:カネコシュウヘイ 写真:山田健史) 映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』は10月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。