【ハイライト動画あり】壮絶マッチ。初勝利を懸けた「東京サントリーサンゴリアス×トヨタヴェルブリッツ」は大熱戦に。ジャパンラグビーリーグワン2024-25第3節
壮絶な試合になった。 【第3節 ハイライト動画】東京サンゴリアス vs. トヨタヴェルブリッツ
「お互いに連敗していて上手くいかないチーム同士だったので、どちらが勝ちたい欲を出すかというところでゲームに挑み、本当にプライドの戦いになりました」(サンゴリアス、HO堀越康介主将)
同点のまま80分超えのレッドゾーンへ。タッチに蹴り出せば試合終了だが両軍とも勝利を求め、攻め続ける。一歩も引かない姿勢が激闘を生んだ。
共に開幕2連敗。東京サントリーサンゴリアスとトヨタヴェルブリッツが2025年1月4日、激突した。
サンゴリアスが前半5分、FB河瀬諒介のカウンターを起点に先制トライ。クイックテンポの展開をWTB尾崎晟也が仕留めた。
ペナルティゴール(PG)で反撃したヴェルブリッツは23分に1本目。相手WTBチェスリン・コルビがシンビン(デリバレイトノックオン)の間にHO彦坂圭克が仕留め、逆転(8-7)に成功。ストレートランで数的優位を攻略するスキルが光った。
「(今日は)しっかり全員でスペースを見つけて、判断して、展開できた部分に手応えがありました」(ヴェルブリッツ、NO8姫野和樹主将)
しかしサンゴリアスが再逆転。
順目に高速展開&フラットにゲインを獲るサンゴリアス。ゴール目前、内側のディフェンダー不足を察知したSO高本幹也が切り込み、トライ&ゴール成功。サンゴリアスリードの14-8で折り返した。
「(SO高本は)チームのフィロソフィーの部分でのアグレッシブ・アタッキング・ラグビーに加え、今日はキック、ランの場面でもチームを前に運べたと思います」(サンゴリアス、小野晃征HC)
後半は、さらにリードが目まぐるしく入れ替わる。
「本当に『ヴェルブリッツ側』『サンゴリアス側』でモメンタムが行き来する80分間でした」(サンゴリアス、小野HC)
まずヴェルブリッツが後半5分に敵陣に攻め込むと、NO8姫野和樹主将のノールックのバックフリップからSHアーロン・スミスが2本目。新加入したSO松田力也のゴール成功で逆転(15-14)した。