【ハイライト動画あり】壮絶マッチ。初勝利を懸けた「東京サントリーサンゴリアス×トヨタヴェルブリッツ」は大熱戦に。ジャパンラグビーリーグワン2024-25第3節
大激闘は30-30でノーサイドを迎え、両軍は30-30の痛み分け。共に1分2敗となり今季初勝利は次戦以降に持ち越された。
「本当にプライドの戦いになりました。勝ち切れた試合を勝ち切れなかった点はすごく反省するべき部分です。次の試合に向けていい準備をしていかなければ、と思います」(サンゴリアス、HO堀越主将)
ヴェルブリッツのスティーブ・ハンセンHC。自分の仕事は「選手を成長させること」であり、目の前の結果だけを見ることはしないと語った。
「私のヘッドコーチとしての仕事は選手を成長させることだと思っています。もちろん、結果は大事ですが、そこだけを見るということはしません。現段階では選手の実力を底上げして、チームとしての成功をつかむことが必要です」
「これまでラグビーを観たことがない人にとって、今日の試合は非常に印象的なものだったと思います。両チームともに良いトライが取れましたし、スキルの遂行力も高かったです。お互いに必死でした。ラグビーというスポーツに関しては、今日は成功だったと言えるのではないでしょうか」
まだまだ今季リーグワンの話題を集めそうな両軍。ヴェルブリッツの次なる相手は、1勝2敗のリコーブラックラムズ東京(1月11日、岐阜・長良川)。第2節でサンゴリアスに勝利した成長株から今季初勝利を狙う。
そしてサンゴリアスは翌12日、2勝1敗のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(東京・秩父宮ラグビー場)での待望の初勝利を期する。
多羅 正崇