【阪神JF】ミストレス90点 胸腔奥行き感じる胸、膝大きく飛節も立派
◇ 鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 ブラウンラチェットのチャームポイントが「深い瞳」なら、同じキズナ産駒のミストレスのそれは「深い胸」です。肺と心臓で走るサラブレッド。その両方が収納された胸腔(こう)の奥行きを感じさせる胸です。 阪神JF優勝馬では16年ソウルスターリング、20年ソダシ、21年サークルオブライフも深い胸の持ち主でした。膝も大きく、飛節も立派。腹袋も頼もしい。鍛える余地がある発展途上の馬体ですが、スケールの大きさは見劣りしません。