マリオット初のビジネスホテル、どんな客室? 開業したばかりの「フォーポイントフレックス by シェラトン 大阪梅田」を見てきた
マリオット・インターナショナルは11月18日、同社にとって日本国内100軒目となる「フォーポイントフレックス by シェラトン 大阪梅田」(大阪府大阪市北区芝田1-10-3)を開業した。 【画像】JR大阪駅から徒歩で10分ほど。阪急梅田駅や空港リムジンバスの「新阪急ホテルのりば」からは約5分 このブランドはアジア太平洋地域で初めて展開する施設で、手頃な価格で快適な滞在を提供することをコンセプトにしたミッドスケールホテルであり、いわゆるビジネスホテル的な作りになっている。 開業当日には記念セレモニーが行なわれ、施設内部の内覧会も実施した。「フォーポイント フレックス by シェラトン 大阪梅田」は、JR大阪駅から北へ徒歩10分ほどの立地。近隣には多くの飲食店が建ち並ぶ茶屋町があり、ビジネスや観光に便利なロケーションとなっている。 客室は無料Wi-Fi、アメニティなども完備。同じ建物の1階には定食や丼物などを中心に提供する「やよい軒」があり、ホテル宿泊者向けの朝食などを提供(有料)する。 部屋タイプは3種類(シングル・ダブル・ツイン)に加え、車椅子利用などを想定したアクセシブルシングルと同ツインを用意している。部屋の広さはシングルとダブルが14m2、ツインが18m2。アクセシブルタイプはシングルが17m2、ツインが26m2となっている。 ■ フォーポイントフレックス by シェラトン 大阪梅田の客室 □シングルルーム □ツインルーム □ダブルルーム □アクセシブルシングル □アクセシブルツイン 今回の開業は、グローバル投資運用会社のKKRがユニゾホールディングス系列のホテルを買収し、マリオット・インターナショナルのブランドである「フォーポイント フレックス by シェラトン」にリブランドすることが今年5月に発表されており、その1号店となる。今回のKKRとマリオット・インターナショナルとの提携により、2025年初頭までに、フォーポイント フレックス by シェラトンは函館、宇都宮、横浜、名古屋、京都、神戸、博多など国内各地に14施設を順次オープンする予定となっている。 マリオット・インターナショナル社長兼CEOアンソニー・カプアーノ氏は「大阪は活気があり成長している市場。我々のゲストから大阪はビジネス・レジャーともによいところだとフィードバックがあった。それが我々の成長戦略に合致した。ビジネス利用のみならず値頃感のあるホテルを探している利用者など幅広い人に使っていただけると思っている」と語り、成功に自信をのぞかせた。
トラベル Watch,竹信大悟