小池都知事が定例会見5月6日(本文1)都民に契約アンペア見直しを提案
アンペア数の再確認を
もともとのアンペア契約が50アンペアだったところが40アンペアに、もしくは50から、いやいや、もう夫婦2人で、30アンペアでいいよねということなど、それぞれ契約を変更した場合、ちょっと見ていただきたいんですが、東京電力では基本料金が年間約3400円、6900円、それぞれ今、50アンペアだと1万7200円という基本料金が40アンペアで1万3800円、30アンペアで1万飛んで300円というように、それぞれ節約になるわけです。 適切や契約アンペアの確認というのは電力会社のホームページでも可能でございますし、また、この変更ということは、これは工事が不要になっています。かつ電力会社への申し込みのみで無料でできることになっています。あらためてそれぞれのご家庭の生活実態というのを確認していただけませんか。今、もう電気料金も引き落としということで、たぶんそちらに対しての感覚というのが、あまり注意は払っておられないかもしれませんが、そもそも今、電力料金もガス料金もだいたい去年と比べると2割増しにすでになっているわけですね。それに円安が加わって、かつウクライナ・ロシア危機の両方相まっての話であることは、もう皆さんご承知のとおりだと思います。 ということで、まず具体的に皆さま方のご協力を得たい部分は、ここの1戸1戸の家庭のアンペア数を確認していただいて、皆さんの生活が今どうなっているのか、どこまでだったら50から30に減らせるのか、いやいや、40必要なんだというような、そこから始めて行動を取っていただきたいということです。
家庭での節電を考える機会に
それと同時に、今は1万7200円という50アンペアのところの基本料金が示されてますけれども、その上に従量料金ということが書いてありますよね。これが電気つけっぱなしとか照明つけっぱなし、冷蔵庫とても古い、エアコンつけっぱなしとか、ここは節電、省エネの世界に入るわけで、この従量料金のところを、どうやってこちらのほうも節電していくか、そのために都では東京ゼロエミポイント事業というのを実施しております。対象となる省エネ型のエアコンや冷蔵庫などに買い換えますと電気代の節約にもなりますし、また、商品券ももらえてさらにお得になるということであります。ぜひこれをきっかけに家庭での節電を考える機会にしていただきたいと思います。 家庭部門というのはなかなか、産業部門と違って1人1人、ご家庭での在り方につながってきますので、これは、コロナのときもそうでしたけれども、皆さんお1人お1人、またご家庭でのどのような対応を取られるかというのが全体、マスとしての全体の課題につながってきますので、ぜひともご家庭ごとに、お1人お1人ごとにご協力と節電への意識共有をぜひともお願いしたいと思います。 それから今申し上げた事業者 向けなんですけれども、こちらには節電をはじめとした電力確保の取り組みを推進してますよと、わが社はこういう対応をしていますよというのをこういう、今出てますけれども、これでいいの? こちら。はい、HTT。こちら、節電アクションを実施しています。クールビズのときも皆さん、それぞれの企業、こういうのを会社の入り口のところに張っていただいたわけです。こちら別のポスターも用意してまして、これの中にはどうやれば節電ができるか、省エネができるかということを、分かりやすくピクトグラムを使って示したもので、こういったものもダウンロードできるようにしておりますし、これからもいろんな種類のシールなども作ってまいりますので、ご協力をお願いしたいと思います。 こうやってコロナのときは飲食店の皆さん、ご協力いただきました。虹のステッカーを張っていただいたりしているわけですけれども、感染防止へのご協力と同様に、店頭やホームページにこれらを掲載していただくことで事業者自ら取り組んでいるということもPRをお願いしたい。そしてそれは訪れた方、来訪者にも広くそちらを呼び掛けていただくことにもつながっていくかと思います。どうぞここについては、もうコロナがまだ収まり切らない中にこの電力の問題が出てきておりますけれども、こちらのほうにも引き続き皆さま方のご協力をよろしくお願いしたいと思います。まとめて政策企画局の方が担当をいたしております。