【卓球】張本智和「根拠を持って変えることができた」準決勝は中国の世界2位から逆転劇 決勝は過去2勝9敗の世界1位の中国・王楚欽と激突
◇卓球WTTファイナルズ2024 福岡(11月20~24日、北九州市立総合体育館) 【画像】「緊張が解けて泣いてしまった」女子ダブルスは橋本&佐藤のカットマンペアが涙の優勝 男子シングルスでは、世界ランク7位の張本智和選手が決勝進出。24日、頂点をかけて同1位、中国の王楚欽選手と戦います。 この大会は世界ランク上位の16人が参加。張本選手は初戦で中国の梁靖崑選手を倒すと、準々決勝では韓国のエースチャン・ウジン選手にストレート勝利します。23日の準決勝では同2位、中国の林詩棟選手にフルゲームの末に勝利。優勝へ王手をかけました。 準決勝は先に2ゲームを失いますが、3ゲーム目から2ゲーム連取で追いつく展開。張本選手は、「(2ゲームを取られて)何かを変えなきゃいけないなと。何を変えればいいのかというところで、フォアやサーブを変えた。サーブは1、2ゲーム目に出し切ったが、その中で一番ましなサーブを選んで、がむしゃらに変えるわけではなく、根拠を持って変えることができた」と、熱戦の中でも冷静に戦術を変更したことを明かします。その後、フルゲームまでもつれた死闘の末、中国の期待の19歳から逆転勝利を飾りました。 決勝の相手は、中国が誇る世界1位の王楚欽選手。張本選手は国際大会で過去2勝9敗の成績。2022年の勝利を最後に、現在5連敗中です。難敵を倒し、日本開催で大会制覇となるのでしょうか。 ▽張本選手 今大会の勝ち上がり ◆1回戦 vs梁靖崑(中国) 3-1(11-7/11-6/9-11/12-10) ◆準々決勝 vsチャン・ウジン(韓国) 3-0(11-6/11-4/11-8) ◆準決勝 vs林詩棟(中国) 4-3(6-11、3-11、11-8、11-8、10-12、11-5、12-10) ◆決勝 vs王楚欽(中国)