鈴木亜由子と新谷仁美が5区でデッドヒート 「伝説に残るシーン」と解説者 SNSも熱狂「名場面すぎる!」「凄い勝負だった」
「全日本実業団対抗女子駅伝」(24日、松島町文化観光交流会館~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間、42・195キロ) 5区(10・0キロ)でともに2021年東京五輪代表の鈴木亜由子(JP日本郵政グループ)と新谷仁美(積水化学)がデッドヒートを繰り広げた。 1位でタスキを受け取った鈴木を、22秒差で追う新谷が4キロ付近でとらえ前に出た。しかし鈴木も背後について粘り、そこから5キロを並走した。 残り1キロを切って鈴木がスパートし10メートルほどリードしたが、新谷も食らいついて残り500メートルで追いついた。それでも鈴木が残り200メートルで再スパートし、トップでタスキをつないだ。新谷も粘り1秒差の2位で終えた。新谷が32分46秒で区間3位、鈴木が33分07秒で区間4位だった。 東京五輪でマラソン代表の鈴木と、1万メートル代表の新谷の激闘には、解説を務めたシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんも「伝説に残るシーンだった」。SNSでも「名場面すぎる!新谷VS鈴木」「凄い勝負だった・・」「鈴木選手と新谷選手のデッドヒート、面白いぞ。」などとコメントが寄せられた。