「すっご…」「この人じゃなきゃ思いつかないね」釣れっぷりがエグすぎる方法を実力者が解説
H-1グランプリで優勝するなど、アングラーとして高い実績を持ちながら、釣り具メーカーのティムコで社員として働く大津清彰さんが、リアルタイムな情報を発信する「バス釣り真相解明」。今回は、大会の優勝にも貢献した釣り方を解説してくれた。 【画像】「すっご…よく思いつきますね…」ベイトキャロステルス、テキサスステルス、グライドステルス
凄すぎる釣れっぷり…
さて、もはやお盆過ぎると毎年釣れる私の中では定番ルアーとなっている「キャロステルス」。 要は、ステルスペッパーを使用したキャロライナリグです。先日のH-1GPX津久井湖戦で活躍しただけでなく、もはやワームをも凌駕する釣れっぷりのこのルアー。今回は秋の定番、キャロステルスに関して今一度解説してみたいと思います。
毎年進化!キャロステルス
キャロステルスといっても毎年何かしら進化しており、改訂版といった形になりますでしょうか、最近、私が良く使うのがベイトタックルを使用したキャロステルスです。 メインラインをフロロ14lb.前後にし、リーダーを10lb.50cmほどにします。ベイトタックルを使用するメリットとしては、不意なラインブレイクを減らすことができること、ルアーを回収しやすいことです。 特にルアーを回収しやすい点が大きいです。枝がごちゃごちゃしたような場所でキャロステルスを使用すると根掛かりすることが多く、それを回収するためにタックル自体を強くするという考えです。 ステルスペッパー70Fに搭載されているフックはカルティバST26TN#10、このフックは細軸で、もともとスピニングタックル用。そのため、大抵フックが伸びることで回収出来るという考え方です。 ただし、ベイトタックル使用になると、当然魚が掛かった後フックが伸びる恐れも… そこで重要になるのは「ドラグ設定」。 最新のベイトリールはドラグ性能が飛躍的に進化しています。一昔前ではベイトのドラグはガチガチに締めるのが当たり前でしたが… 時代も変わりました。ドラグさえ調整すればフックが伸びることは絶対にありません! 一見アンバランスに見えるこのセッティングですが、実は理にかなったものだと感じています。