東京都知事選といえば“あの人”! マック赤坂氏、ドクター中松氏ら“名物候補”たちは今
外山恒一氏は立候補は1回だが、政見放送の印象が強烈で…
■ドクター中松氏(95) 来月96歳。今月には都内で議長を務める「世界天才会議」の開会式に姿を見せている。東大卒、三井物産に就職。航空機課から業務部に異動後、フロッピーを発明し、29歳で独立。東京都知事選については1991年から2014年まで7回無所属で立候補している。選挙でのパフォーマンスで知名度を上げ、発明家としてテレビ番組に出演したり、タレント活動もしていた。 ■外山恒一氏(53) 都知事選への立候補は2007年の一度きりだが、政見放送で「反管理教育運動を出発点に、異端的極左活動家となり、今時政治犯として2年投獄され、現在に至る。反体制知識人」と紹介。強烈な印象でSNSやYoutubeでバズった。外山氏は今月28日の自身のⅩ(旧ツイッター)で《そもそも私は議会政治などというサブカルには興味がないし、誰が都知事になろうがどーでもいいのだが、かといって何もやってないわけではなく、実はこの数日、都知事選なんぞより何億倍も重要な闘争で超多忙なのである。そのうち報告するかもしれない。》とポストしている。 ちなみに、2018年に亡くなった又吉イエス氏(享年74)の名前をあげる人は多いが、又吉氏は東京都知事選には一度も立候補していない。1999年に立候補した羽柴誠三秀吉氏(2015年死去、享年65)も都知事選は1度きりだ。
供託金300万円は安い?
今回まだ表明はないが、2016年と20年に立候補した政治活動家・後藤輝樹氏(41)の政見放送では下ネタ発言で音声を削除されたり、衣装を脱いだりと過激パフォーマンスが話題になった。 都知事選の立候補には供託金300万円が必要で、いわゆる泡沫候補は選挙後に没収されてしまう。だが、当選できずとも人々の記憶に残っているのだから、PR費としたら安いのかも……。