海野翔太が語る新世代の覚悟!クラウディオ戦でモクスリーへ強烈な決意表明「新世代が本当の意味で新日本プロレスを背負っていく年にしたい」
「新しい世代が中心となって団体を作り上げていく。それが今の僕たちに課せられた使命だと感じています」
新日本プロレスは2025年1月4日、東京ドームで開催される『WRESTLE KINGDOM 19』にて、IWGP世界ヘビー級王座をかけたザック・セイバーJr.対海野翔太のメインイベントを実施する。さらに翌1月5日には、同会場で『WRESTLE DYNASTY』が開催され、海野がクラウディオ・カスタニョーリとスペシャルシングルマッチで対戦することが決定した。 新世代一番乗りで東京ドームのメインイベント出場として注目を集める海野は、試合への意気込みを語るとともに、同世代のライバルたちとの競い合いが自身の成長を後押ししていることも明かした。海野にとってプロレス人生の大一番であり、新時代の幕開けを象徴する試合となる。怪我を抱えながらも試合出場を続ける海野は、「新日本プロレスの未来を切り拓く覚悟で挑む」と意気込みを語った。 【動画】ジョン・モクスリーが予告していた「海野への“使者”」はクラウディオ・カスタニョーリ! ※全2回でお届けするインタビュー後編。 『WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』 日時:2025年1月4日 (土) 14:45開場17:00開始 会場:東京・東京ドーム <チャレンジャー>海野 翔太 vs <第11代チャンピオン>ザック・セイバーJr. ※3度目の防衛戦 『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE DYNASTY』 日時:2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始 会場:東京・東京ドーム ▼スペシャルシングルマッチ 海野 翔太 vs クラウディオ・カスタニョーリ ■東京ドームを超満員にするという目標 ――東京ドームを超満員にするという目標について教えてください。 海野:僕にとって、東京ドームを超満員にすることは大きな目標です。これまでの新日本プロレスの伝統や価値を受け継ぎながらも、新しい世代が中心となって団体を作り上げていく。それが今の僕たちに課せられた使命だと感じています。今回の東京ドーム大会では、これまでとは違ったカード編成が組まれ、新しい風が吹き込まれています。それをさらに発展させていくことで、来年以降の大会に繋げたいですね。自分たちの世代が中心となり、団体を盛り上げていくことで、東京ドームを「満員」にする未来を現実にしていきたいと思います。 ■師弟関係を超えたモクスリーとの絆 ――翌日5日のドーム大会『WRESTLE DYNASTY』では、AEWからクラウディオ・カスタニョーリ選手が「ジョン・モクスリーの刺客」として登場します。彼との一騎打ちへの意気込みを教えてください。 クラウディオとの対戦が決まったと聞いたとき、正直驚きました。モクスリーが直接来るのではなく「刺客」を送り込んできたことで、彼の今のやり方に対する不信感が一層強まりました。モクスリーは僕にとって、師匠であると同時に、父親のような存在です。一緒に過ごした時間や教えを受けた日々は、今の海野翔太を形作る大切な基盤となっています。その感謝の気持ちは忘れていません。でも、彼が「デスライダーズ」というチームで活動する現状には納得できない部分があります。これまで築き上げてきた信頼はどこに行ったのか。僕にとっては、直接顔を合わせて話し合うべき問題です。その思いから「一対一でリングに上がれ」と要求したわけですが、彼はそれに応じず、クラウディオを送り込んできました。 ■5日の対戦するAEWクラウディオ・カスタニョーリについて ――クラウディオ選手はどのような存在ですか? クラウディオは、アメリカでも日本でも一緒に戦ったことがある頼れる兄貴分のような存在です。試合後に一緒に食事をしたこともありますし、非常に優しい人柄で、尊敬できる選手です。でも、今回の試合に関しては別です。モクスリーの元にたどり着くためには、まずクラウディオを倒さなければならない。それが今回の目的であり、目の前のハードルです。 ――クラウディオ選手との試合は、モクスリー選手へのメッセージでもあるわけですね。 そうです。この試合で結果を残せなければ、モクスリーの名前を出すことすらできません。だからこそ、クラウディオを全力で倒して、次のステップに進みます。自分が抱えている不信感を直接ぶつけられる場所に進むためにも、この試合で負けるわけにはいきません。
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