海野翔太が語る新世代の覚悟!クラウディオ戦でモクスリーへ強烈な決意表明「新世代が本当の意味で新日本プロレスを背負っていく年にしたい」
「自分が応援してきた海野翔太は間違っていなかった」と思ってもらえるような結果を東京ドームで残したい
■海野翔太が語る新世代ライバルへの想い ――新世代ライバルとして挙げられる成田蓮選手について、どのように見ていますか? 海野:成田は「ハウス・オブ・トーチャー」に加入して闇の道を進んでいますが、それでも新日本プロレスを盛り上げたいという思いは共通していると思います。同じ世代として、方向性こそ違えど、最終的に目指す場所は同じだと信じています。去年一緒にタッグリーグに出場した時から1年で状況が大きく変わりましたが、成田には世代を引っ張る力がある。僕は彼を信じています。 ――辻陽太選手について教えてください。 辻も「新日本プロレスを世界一にする」という強い意志を持っています。凱旋直後からその決意を口にしていて、同じ目標に向かう仲間だと感じていますね。この間のタッグリーグで直接対戦しましたが、彼のポテンシャルの高さを改めて実感しました。辻も新日本の未来に欠かせない存在であり、これからも彼とは切磋琢磨していきたいと思います。 ――現在欠場中の上村優也選手への思いをお聞かせください。 上村は本当に熱い選手です。ヤングライオン時代からお互い通じ合うものがありました。同じ方向を見て、言葉を交わさなくても互いの思いが分かるような関係です。上村が戻ってくれば、新日本プロレスはさらに盛り上がると信じています。彼の復帰を心から楽しみにしていますし、一緒にまた熱い戦いを繰り広げたいですね。 ――NOAHで国内武者修業した大岩陵平選手についてはいかがですか? 大岩とはタッグリーグで戦いましたが、彼もまた新日本プロレスを盛り上げたいという思いを持っています。ただ、ひとつ気になるのは「NOAH育ち」という部分です。ヤングライオン時代に新日本で育てられたことを、彼自身がどう捉えているのかを知りたいですね。彼は新日本プロレスの血を引き継ぐ選手だと僕は思っています。だからこそ、大岩にはその誇りを胸に、もっと自信を持ってぶつかってきてほしい。彼もまた重要な仲間であり、共に新日本を盛り上げていく存在です。 ――最後にボルチン・オレッグ選手について。彼のポテンシャルをどう見ていますか? ボルチンは驚異的なポテンシャルを持った選手ですね。向上心が非常に強く、練習にも真面目に取り組む姿勢が印象的です。彼は謙虚な性格ですが、その分もっと野生的な魅力を前面に出していってもいいのではないかと思います。あの体格と存在感は他にはない強みですからね。新日本の本隊として、彼と一緒に団体を盛り上げていきたいです。 ――新世代のライバルたちがいる中で、トップを目指すことへの難しさを感じていますか? 新日本プロレスは現在、絶対的なトップが不在と言われることもありますが、だからこそ簡単にトップに立てる環境ではありません。でもそれが、この団体の面白さでもあると思うんです。ライバルが多いからこそ、それぞれの物語が生まれます。僕たち世代が競い合いながら、新日本をさらに進化させていけるよう努力していきたいですね。 ■2025年の目標:「新世代の旗手」としての覚悟 ――2025年、海野選手が目指すビジョンを教えてください。 2025年は、新世代が本当の意味で新日本プロレスを背負っていく年にしたいと思っています。僕らの世代には多くの注目が集まっていますが、それに応える責任があります。スター選手が抜けてすぐに新しいスターが出てくるというわけではなく、それまでの先輩方が築いてきた努力や壁を超える必要がある。その意味で、僕たち新世代が先輩たちと対峙し、さらにはお互いに競い合っていく、そこが今後の大きな焦点になると思っています。 ――具体的な目標として、どのような姿を見せたいと考えていますか? 東京ドームでメインイベントに立つというのは、プロレスラーにとって特別なものです。僕がその場に立てるというのは、新日本プロレスの未来を背負う覚悟を見せる場でもあります。2025年1月4日の東京ドーム大会は、10年後、20年後に「あの大会を見ていてよかった」と言われるようなものにしたい。だからこそ、この一戦に全力を尽くします。 ■ファンへのメッセージ:「間違っていなかった」と思わせる戦いを ――ファンの皆さんへ向けてメッセージをお願いします。 これまで僕の戦いを応援してくださった方々には本当に感謝しています。同時に、SNSなどで批判を受けたり、それによって気分を害されたファンの方がいることも事実です。それは僕がまだ未熟だったからだと思いますし、本当に申し訳なく思っています。それでも応援を続けてくれた皆さんには、「自分が応援してきた海野翔太は間違っていなかった」と思ってもらえるような結果を東京ドームで残したい。そしてベルトを手にして、新日本プロレスの中心として歩んでいく姿を見せるつもりです。 ――試合への意気込みが強く伝わってきますね。 はい。1月4日と5日、東京ドームという大舞台で自分を証明し、支えてくれたファンの方々に恩返しをするつもりです。ブーイングを受けることもありますが、それ以上に応援してくださる方々の声が僕の原動力です。そんな皆さんに、タイトルを持つ姿を見せたい。そのために全力で挑みますので、ぜひ僕の挑戦を見届けてください。 2025年、新日本プロレスの未来を担う覚悟を持つ海野翔太。1月4日の東京ドームメインイベントでのザック・セイバーJr.との激突、そして1月5日のクラウディオ・カスタニョーリとのシングルマッチは、新時代の幕開けを告げる戦いとなるだろう。海野の「全力で勝ちにいく」という言葉が示す通り、その闘志と覚悟がファンの胸を熱くするに違いない。 『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』 日時:2025年1月4日 (土) 14:45開場17:00開始 会場:東京・東京ドーム ▼第9試合 60分1本勝負 IWGP世界ヘビー級選手権試合 <チャレンジャー>海野 翔太 vs <第11代チャンピオン>ザック・セイバーJr. ※3度目の防衛戦 『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE DYNASTY』 日時:2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始 会場:東京・東京ドーム ▼スペシャルシングルマッチ 海野 翔太 vs クラウディオ・カスタニョーリ <インタビュアー:山口義徳 / プロレスTODAY総監督>
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