東洋大にアクシデントか、4人変更…駒大・佐藤圭汰は往路に起用されず
箱根駅伝は2日、往路が行われる。午前8時のスタートを前にメンバー変更が発表された。(デジタル編集部) 【一覧】 東洋大のエントリーメンバー16人&区間配置…箱根駅伝2025
箱根初優勝と大学駅伝3冠がかかる国学院大は、1区に出雲4区と全日本5区でともに区間賞と成長著しい野中恒亨(ひろみち)(2年)、4区に前回3区で区間4位で日本学生ハーフマラソン覇者の青木瑠郁(るい)(3年)が入った。
2年ぶりの王座奪還を目指す駒大は、3区に全日本4区で区間3位の谷中晴(1年)、5区に全日本8区区間賞で、前々回5区4位と山登りの実績もある山川拓馬(3年)が入った。故障で出雲と全日本を欠場した佐藤圭汰(3年)は往路に起用されなかった。
連覇を狙う青山学院大は予想通り、2区に前回2区で区間賞の黒田朝日(3年)が入った。今季、1万メートルは27分台に突入。出雲3区で区間3位・全日本4区で区間新の区間賞を獲得するなど安定感も光る。4区には前回3区区間賞で勝利への流れ作った太田蒼生(あおい)(4年)が入った。
出雲、全日本でともに4位だった創価大の2区には吉田響(ひびき)(4年)が入った。出雲2区では区間賞の快走で9人抜き、一気に先頭に立つ爆発力を見せた。
3区には前回箱根2区で区間5位だったスティーブン・ムチーニ(2年)を起用。5区は山口翔輝(1年)。出雲3区で区間7位・全日本4区で区間8位の成績を残している。
前回3位の城西大は2年連続で区間新記録をマークしたOBの山本唯翔(SUBARU)が担った5区に斎藤将也(3年)を初起用。2年連続で2区を走ってきたが、1年生のときには仮想箱根5区とされる大会で山本に勝った実績もある。
3区に2年連続で9区を担当してきた主将・平林樹(いつき)(4年)が入った。
前回4位の東洋大は、元5000メートル高校記録保持者で23年大会は2区も担った石田洸介(4年)が1区から、前回2区で区間6位の好走を見せた主将・梅崎蓮(4年)が2区から外れた。3区と5区でも変更されており、何らかのアクシデントが起きたか。