【2024年版】9月スタートのおすすめ展覧会・アートイベント20選:ルイーズ・ブルジョワ、塩田千春の大規模個展や、初開催となる岡山の芸術祭など
【大阪】「塩田千春 つながる私(アイ)」 (大阪中之島美術館)
ベルリンを拠点に活動する現代アーティスト塩田千春の大規模個展が、彼女の故郷である大阪で9月から開催される。パンデミックを経てより注目が集まった他者との「つながり」に、3つの「アイ」=「私/I」「目/eye」「愛/ai」を通じてアプローチすることを試みる本展。インスタレーション作品を中心に、絵画、映像などが出展される予定だ。 詳細はニュースから。 会場:大阪中之島美術館 会期:2024年9月14日~12月1日
【京都】「LOVEファッション―私を着がえるとき」(京都国立近代美術館)
本展は、京都国立近代美術館(MoMAK)と京都服飾文化研究財団(KCI)が共同で開催するファッションの展覧会。KCIが所蔵する18世紀から現代までの衣装コレクションや、人間の根源的な欲望を照射するアート作品を通じて、ファッションとの関わりにみられる様々な「LOVE」のかたちを考察。人間の普遍的な営みである服を着ることの意味をひもとく。詳細はニュースから。 会場:京都国立近代美術館 会期:9月13日~11月24日
【岡山】「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(奈義町現代美術館ほか)
「森の芸術祭」は今年度が第1回となる芸術祭。キュレーターは、金沢21世紀美術館館長・長谷川祐子が務める。これまでアートに関するイベントがあまり開かれてこなかった岡山県北部を舞台に、自然と人間との関わりについて、多様なかたちでプレゼンテーションを行うような芸術祭となる予定だ。参加アーティストは森山未來、川内倫子、坂本龍一+高谷史郎、レアンドロ・エルリッヒ、アンリ・サラ、キムスージャ、リクリット・ティラヴァニほか。詳細はニュースから。 会場:奈義町現代美術館 ほか 会期:9月28日~11月24日
【広島】「ティンティン・ウリア:共通するものごと」(広島市現代美術館)
ティンティン・ウリアは、地政学的、社会的な境界をインターフェイスとしてとらえる研究者/アーティスト。民族的なマイノリティである中国系インドネシア人として育った自身の生い立ちや、グローバリゼーション、グローバルな政治状況などが織りまざるインスタレーション作品を発表している。本展では、ウリアの作品とワークショップ・プログラムを通じて、隠された歴史と社会政治的変遷を考察する。 会場:広島市現代美術館 会期:9月21日~2025年1月5日
【福岡】「ホキ美術館所蔵名品展 超絶リアリズム絵画」(福岡アジア美術館)
ホキ美術館は千葉県・千葉市に位置する、写実絵画専門の美術館。本展は同館が所蔵する約500点ものコレクションの中から選りすぐりの人気作品64点が、福岡アジア美術館で一挙に紹介される。写真や映像と見違うほど精緻でありながら、それらのメディアとはまた異なった存在感を放つ写実絵画の魅力を存分に楽しむことができる機会となりそうだ。 会場:福岡アジア美術館 会期:9月7日~10月13日
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