【2024年版】9月スタートのおすすめ展覧会・アートイベント20選:ルイーズ・ブルジョワ、塩田千春の大規模個展や、初開催となる岡山の芸術祭など
【東京】「建物公開2024 あかり、ともるとき」(東京都庭園美術館)
本展は、1933(昭和8)年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の魅力を紹介するために、年に1度開催している建物公開展。今年度は「照明」に焦点を当て、各室の照明に関する解説や資料を通して、アール・デコ様式と日本の美が折衷した同館の魅力に迫る。同館の作品や仮設壁などが設置されていないありのままの姿はもちろん、建物公開展恒例の再現展示も見どころのひとつとなりそうだ。詳細はニュースから。 会場:東京都庭園美術館 会期:9月14日~11月10日
【東京】「六本木アートナイト2024」(六本木ヒルズほか)
六本木の街を舞台にしたアートイベントの「六本木アートナイト」。今年度は9月27日から3日間の開催となる。第13回目を迎える今回は、メインストリームのアーティストを中心としてとりあげてきたこれまでの形式から、同イベントが注目する国内外のアーティスト6組を、六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウンなど各所で展示する「RAN Picks」、開催回ごとにさまざまな国や地域のアートに注目する「RAN Focus」を新設し、新しい枠組みでの開催を試みる。参加アーティストなどの詳細はニュースから。 会場:六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン ほか 会期:9月27日~9月29日
【東京】「フェミニズムと映像表現」(東京国立近代美術館)
1960~70年代にかけて、テレビやヴィデオ・カメラが登場すると、アーティストたちはたちまちそれらを表現のなかに取り入れるようになった。また、同時期にひろがった社会運動のひとつであるフェミニズムにおいても、映像表現による社会的慣習やマスメディアの一方的な表象に対する抵抗は見ることができる。本展は、このような時代背景をもとに、1970年代から現代までの映像表現を、作品鑑賞の補助線となるいくつかのキーワードを通じて紹介する展覧会だ。参加アーティストはマーサ・ロスラー、ダラ・バーンバウム、塩田千春、遠藤麻衣、百瀬文ほか。 会場:東京国立近代美術館 会期:9月3日~12月22日