【2024年版】9月スタートのおすすめ展覧会・アートイベント20選:ルイーズ・ブルジョワ、塩田千春の大規模個展や、初開催となる岡山の芸術祭など
【東京】「市制施行70周年記念 アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界展」(府中市美術館)
世紀末パリを代表するデザイナー・画家であるアルフォンス・ミュシャ。パリの街を華やかに彩るポスターや、重厚な油彩表現で知られるミュシャは、ふたつの顔を持つ芸術家だととらえられている。本展では、版画、油彩画に、貴重な下絵なども交えながら、ミュシャ特有の表現の源泉とも言える、アーティストの非凡な造形力をひも解く。詳細はニュースから。 会場:府中市美術館 会期:9月21日~12月1日
【東京】「ゴミうんち展」(21_21 DESIGN SIGHT)
本展は、私たちの文化で汚いものとして扱われる「ゴミうんち」も、じっくり観察し、単純化せずに新しい態度で向き合えば、社会問題や世界の循環における新しい発見があるのだということを伝える展覧会。「ゴミうんち」を含む世界の循環を「pooploop」としてとらえ、デザインへの応用可能性についても考える。詳細はニュースから。 会場:21_21 DESIGN SIGHT 会期:9月27日~2月16日
【石川】「発酵文化芸術祭 金沢 ―みえないものを感じる旅へ」(金沢21世紀美術館ほか)
今年度で開館20周年を迎える金沢21世紀美術館は、発酵の専門家や地域の醸造家、観光・まちづくりに関わる企業から構成される「発酵ツーリズム金沢実行委員会」と協働し、アートと発酵文化、そしてまち歩きが結びついた新たな文化芸術祭を開催する。キュレーターには小倉ヒラク(発酵デザイナー)、ゲストキュレーターにドミニク・チェン(研究者)を迎え、石川の発酵文化を紹介するパネルや映像などが展示されるほか、金沢の醸造所に設置されたインスタレーションを巡るイベントも行われる予定だ。 会場:金沢21世紀美術館 ほか 会期:9月21日~12月8日
【大阪】「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(大阪中之島美術館)
東京国立近代美術館で開催されたTORIO展が大阪にも巡回。パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3館のコレクションから、共通点を持つ作品をトリオとして並べて展示する本展。絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、モダンアートの新たな見方を提示する。東京国立近代美術館での展示の様子はフォトレポートから。 会期:大阪中之島美術館 会期:9月14日~12月8日