【芦屋ボート(モーニング)一般】渡邊雄一郎 パワフルな機力を武器にVへ照準
<9日・芦屋ボート・5日目> 渡邊雄一郎が手応え十分の機力を味方に3節連続の優出を果たした。 準優12Rは3コースから外マイで攻め込み1周BSで2番手に浮上。「準優もいい足をしてましたね」と1周2M、内側から先に回った長谷川雅和が流れた隙を逃さず、力強く差し抜けて決着をつけた。 「出足も伸びも上位で、ずっとノーハンマーできていたけど、前半に少しペラ調整をした。気になるところもなくなって、いい仕上がりになったと思います」。準優の同じレースで逃げ切って優勝戦1枠を獲得した船岡洋一郎も「渡邊選手のエンジンは良さそう」。今節最大のライバルも一目置くパワーを誇っている。 直近2節は優勝戦の1枠を手にしたが、いずれもVをつかみ損ねた。今度は気負わず挑める6号艇。「回り込むことはないけど、ピット離れで飛び出せばコースは取りにいきたい。枠は遠いけど、優勝を狙って頑張ります」。パワフルな機力を武器に今年2回目のVを虎視眈々(たんたん)と狙う。