同級生が「うちの子、中高一貫校に通っているのよ」と言っていました。中高一貫校となると学費は高いと思うのですが、中高公立校に通うときと比べていくら変わるのでしょうか?
中高一貫校の学費負担が困難な場合に活用できる制度を紹介
家計に余裕がなく、中高一貫校の学費の負担が難しい場合は、次のような制度の利用ができるかどうか確認しましょう。 ●各学校の特待生制度 ●就学支援金などの公的な制度 私立の中高一貫校のなかには、成績などの条件をクリアした生徒を対象に、入学金や授業料などの費用を減免する制度を設けている学校もあります。「お金がないから私立は無理」と諦めてしまう前に、進学希望校の特待生制度の有無や内容を確認してみるとよいでしょう。 また、所得などの要件を満たしている場合、国の「高等学校等就学支援金制度」を利用すると、公私を問わず高校の授業料が実質無償になります。 このほか、東京都の場合は「私立中学校等授業料軽減助成金事業」「入学支度金貸付事業」など、自治体ごとに独自の支援制度を設けている場合があるため、制度の有無や内容、手続きの方法などをしっかり確認して、しっかり活用しましょう。
中高一貫校の種類や学費の傾向を知って負担に備えよう
中高一貫校の学費は、私立と公立で大きく異なります。私立学校の場合は、公立中学校、公立高校に進学する場合と比べて多くの学費が必要となります。公立の中高一貫校(中等教育学校)の場合、入学金や授業料などは公立の中学校、高校と同等です。 志望校の学費の内容や金額、負担軽減のために活用できる制度を事前にしっかり確認して、進学に備えて資金計画を立てましょう。 出典 文部科学省 令和3年度 子供の学習費調査の結果を公表します 文部科学省 高等学校等就学支援金制度 公益財団法人 東京都私学財団 私立中学校等授業料軽減助成金事業 公益財団法人 東京都私学財団 入学支度金貸付事業 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部