日本開幕戦の対戦カードはドジャース対カブスに決まった（MLB Advanced Media）

　日本時間7月19日、MLBは2025年シーズンの日程を発表した。「MLBワールド・ツアー」の一環として、2024年シーズンはソウル・シリーズの2連戦（ドジャース対パドレス）でスタートしたが、来季は東京シリーズの2連戦が行われることに。東京ドームでドジャースとカブスが対戦することになった。また、本国開幕は日本時間3月28日（現地27日）で、全30球団が一斉に開幕を迎える。特別な海外での公式戦を除くと、史上最も早い開幕日となる（2019年と2024年の現地3月28日がこれまで最も早かった）。 　注目されていた2025年の日本開幕戦は、東京ドームでドジャース対カブスの2連戦が行われることになった（日本時間3月18～19日）。一時はドジャースが2年連続の海外開幕戦に難色を示し、ドジャースではなくカージナルスが来日することも噂されていたが、最終的にはドジャースが日本開幕戦への参加を受け入れた形となる。これにより、東京ドームで大谷翔平＆山本由伸と鈴木誠也＆今永昇太の対戦が実現することに。来季は大谷にとって、二刀流復活のシーズンとなるが、投手復帰戦が東京ドームのマウンドとなる可能性も出てきた。 　日本でMLBの公式戦が行われるのは、2000年（カブス対メッツ）、2004年（ヤンキース対デビルレイズ）、2008年（レッドソックス対アスレチックス）、2012年（マリナーズ対アスレチックス）、2019年（マリナーズ対アスレチックス）に次いで今回が6度目。初めて日本でMLBの公式戦が行われてから25周年という節目となる。ドジャースが日本で公式戦をプレーするのは初めてで、カブスは2000年以来25年ぶり。海外公式戦は、ドジャースが4度目（2014年オーストラリア、2018年メキシコ、2024年韓国）、カブスは3度目（2000年日本、2023年イギリス）となる。 　米公式サイト「MLB.com」は「ドジャースはもちろん、1995年の野茂英雄から2024年の大谷翔平まで、誇り高き日本人選手の歴史を持っている。両軍の2025年の開幕ロースターを知るには時期尚早だが、ドジャースの大谷と山本由伸、カブスの鈴木誠也と今永昇太という、少なくとも4人の日本人選手がプレーすることになるだろう」と報じている。