【MLB】大谷が先制3ランもナ・リーグ逆転負け 今永は1イニングを三者凡退 デュランが決勝アーチ
【ナ・リーグ3-5ア・リーグ】@グローブライフ・フィールド
日本時間7月17日、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで第94回オールスター・ゲームが行われ、3対3の同点で迎えた5回裏にジャレン・デュラン(レッドソックス)の2ランで勝ち越したア・リーグが5対3で勝利した。ア・リーグ5番手のメイソン・ミラー(アスレチックス)が5回表の1イニングを三者凡退に抑えて勝利投手となり、9番手のエマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)はセーブを記録。ナ・リーグ5番手のハンター・グリーン(レッズ)は決勝弾を浴び、敗戦投手となった。 【動画】ドジャースの大谷翔平が先制3ランを放つ(MLB.comより) ポール・スキーンズ(パイレーツ)とコービン・バーンズ(オリオールズ)の先発で始まった今年のオールスター・ゲームは、3回表に大谷翔平(ドジャース)の豪快な3ランでナ・リーグが先制。しかし、ア・リーグは直後の3回裏に一死2・3塁のチャンスを迎え、フアン・ソト(ヤンキース)の2点タイムリー二塁打で1点差に詰め寄ると、二死後には代打デービッド・フライ(ガーディアンズ)のタイムリーで同点に追いついた。5回裏、ア・リーグは二死からアンソニー・サンタンデール(オリオールズ)がヒットで出塁し、続くデュランがオールスター初打席本塁打となる勝ち越し2ラン。継投でこの2点を守り、5対3でナ・リーグを破った。 大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、四球、先制3ラン、空振り三振で2打数1安打3打点1四球。2021年のオールスター・ゲームで勝利投手になっており、オールスターで勝利と本塁打を記録した史上初の選手となった。一方、今永昇太(カブス)はナ・リーグの4番手として4回裏に登板。ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)をセカンドゴロ、アドリー・ラッチマン(オリオールズ)を空振り三振、マーカス・セミエン(レンジャーズ)をレフトライナーに仕留め、1イニングを三者凡退に抑える好投を見せた。