「エンジンをかけたまま」買い物に行ってはいけないのですか? 暖房が付いたままで車内が冷えず、すぐに走り出せるので便利なのですが…。
車のバッテリーが上がったら
エンジンをかけたままにしてバッテリーが上がってしまった場合は、何らかの方法で応急処置をする必要があります。 バッテリーが上がった場合の応急処置として、ほかの車からバッテリーを分けてもらう、ジャンピングスタートという方法があります。しかし、専用のコードが必要なうえ、他人に迷惑をかけることから、実行する方は少数派だと考えられます。 バッテリー上がりの対処法として、最も一般的なのはロードサービスの依頼でしょう。ロードサービスとは、事故や故障などで車にトラブルが発生した場合に、復旧作業やレッカー移動などの対処を依頼できるサービスです。保険会社が展開しているほか、ロードサービスを専門とする業者もあります。 バッテリー上がりに対する処置を含め、ロードサービスにおける費用相場は業者により異なります。 大手専門業者におけるバッテリー上がりへの対処の場合、昼間の一般道であれば、基本料金の1万5700円に加え、作業量やけん引料、油脂、燃料代などが別途かかります。なお、夜間は基本料金が1万9630円です。 高速道路や自動車専用道路の場合、基本料金は一般道路よりも高くなります。最低料金でも1万9630円、最大では夜間の出動で3万7270円です。 なお、ロードサービスは自動車保険に付帯されていることも多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
エンジンのかけっぱなしはトラブルの原因に
エンジンをかけっぱなしにすると、バッテリー上がりやガス欠などの原因になります。また、エンジンをかけたままで車両を離れる行為は、道路交通法に違反します。実害と倫理的な側面の両方から考えても、控えた方がよい行動といえるでしょう。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 道路交通法 第七十一条 警視庁 違反点数の点数一覧表 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 一般社団法人 日本自動車連盟 ロードサービス料金表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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