「えっ、機関車が街中を走ってる!?」SLのような姿がカワイイ!温泉に浸かった後に乗りたい「坊っちゃん列車」とは
実際に動く!?「坊っちゃん列車」どうしたら乗れるのか
では、実際に坊っちゃん列車に乗るにはどうすればよいのでしょうか。
まず、坊っちゃん列車は毎日運行しているわけではありません。そのため、運行日や運行時間を調べてからいく必要があります。 伊予鉄道によると、坊っちゃん列車は年末年始を除く土休日・祝日に運行しており、1日につき道後温泉と松山市駅の間を3往復、道後温泉とJR松山駅前・古町の間を1往復しています。 運賃は1回の乗車につき大人1300円、小児650円となっており、SuicaやPASMO、ICOCAのような全国相互利用交通系ICカードの利用も可能です。予約は不要で、ダイヤを見て通常の路面電車のように乗車することが可能です。 実際に道後を訪れてみると、中国語や韓国語を話す観光客が多く見られました。松山空港ではソウル、釜山、台北との直行便が運行されており、外国人観光客からも人気の旅行先となっています。 平日に訪れたからか、国内からの観光客は比較的少なく、道後温泉駅では、多くの外国人観光客が坊っちゃん列車の前で記念写真を撮影していました。 夏目漱石の著作は、東アジア諸国でも多数読まれています。坊っちゃんを読んで道後に興味を持ち、実際に訪れたという人も少なくないでしょう。 また、道後温泉本館はジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台のひとつになったとされています。千と千尋の神隠しもアジアで人気を集めており、その面影を感じに道後を訪れる人もいるかもしれません。 ※ ※ ※ 坊っちゃん列車は運転手不足などの問題もあり2023年11月からしばらくの間運休していましたが、2024年3月には復活を遂げました。 運行は土休日限定ではあるものの、道後に立ち寄った際は坊っちゃん列車に注目してみるのもおもしろいかもしれません。
Peacock Blue K.K.