プロ野球「熱盛グランプリ」セ・リーグ編 ファン総勢1200人が投票 最高のシーンは?
■「半端ないって」マツダスタジアム初、ノーヒットノーラン
次は広島。3位にブレークを果たした矢野雅哉選手(25)。2位は、菊池選手の劇的サヨナラ。 これらを抑え、1位になったのは…。 広島ファン 「大瀬良大地投手(33)のノーヒットノーランです」 6月7日、ロッテとの交流戦で生まれた快挙。先発、大瀬良投手はテンポよく打ち取り、ノーヒットピッチングを続けます。大記録が迫る中、沸き上がるカープファン。実は、マツダスタジアムでは2009年開場以来、ノーヒットノーランは一度も達成されていなかったんです。 大瀬良投手 「ここまで来たなら、みなさんの前で達成できたらいいな」 マツダスタジアム初、ノーヒットノーラン達成! 広島ファン 「やるべき人がやってくれた」 ヒロドキャスター 「大瀬良、半端ないって!」
■中日ファンの小木アナも思わず「熱盛!」
こちらも本拠地が熱かった、中日。上位をすべてバンテリンドームでの試合が占める中、1位は劇的でした。 敵地での開幕カードで1勝もできず、迎えた本拠地開幕戦(4月2日巨人戦)は同点で延長戦へ。打席には、主砲の細川成也選手(26)。開幕から18打席ノーヒットと苦しんでいました。 中日ファン 「ずっと打てていなくて、なんとか1本出てほしい」 ファンの思いを乗せた打球はファンの待つスタンドへ。苦しむ主砲が放ったチームを救う、サヨナラホームラン! ヒロドキャスター 「小木さん。劇的なひと振りでしたね」 小木逸平アナ 「感動しちゃって…。でも最初、確かにちょっと大丈夫かな…って思ってたんですけど、そういった心配も振り切るホームランでしたね」 ヒロドキャスター 「スカッとしましたよね。それでは小木さん、参りますよ。ファンを代表して、アレ、お願いします!」 小木アナ 「熱盛!」
■1009日ぶりのマウンド 涙の復活劇
続いては阪神です。3位と2位は優勝を争った巨人との熱戦。伝統の一戦を抑えての第1位は、ケガを乗り越えた高橋遥人投手(29)の復帰登板(8月11日広島戦)。ここ3年でひじや肩を4度手術。長いリハビリ生活の支えとなっていたのが…。 高橋投手 「ファンの声が後押しになって頑張れた」 ファンに支えられ迎えた、復帰の日。実に1009日ぶりの1軍マウンド。5回無失点の好投で、勝利投手に。ファンも涙の復活劇でした。