小池都知事が記者会見9月18日(全文2完)コロナ対策とオリパラ開催で国と連携
感染防止と経済両立の現状をどう見ているのか
朝日新聞:朝日新聞の荻原と申します。すいません、「Go To トラベル」についてあらためてお聞かせください。知事はこれまで感染拡大防止と社会経済活動の両立ということをおっしゃってこられましたが、「Go To トラベル」のキャンペーンが始まるという新しい社会経済活動の面での動きがある中で、両立というところでどのように現状を受け止めておられるのか、今後そういった中でどのような方針で施策を考えていかれるのか、お聞かせください。 小池:国の政策によって経済を回していく、そしてまた観光産業という経済分野の中でもいろいろと柱の1つでもある、これとコロナとの関係に尽きるわけであります。いかにして感染を拡大させないかということについては都民の皆さんも新しい日常ということに徐々に慣れてきていただいているのではないだろうかと、このように思います。そこで、私自身もこれまでも再三再四、基本的な正しい予防はこういうことですよということで、今日も何度かお伝えもしてきたところであります。よって、「Go Toキャンペーン」、受け入れる側の都としても、また都民として外出される際も、それらのことについては利用者として、また事業者としてお守りをいただきたいということに尽きるかと思います。 また、先だって全国旅行業協会の皆さま方が要望書を持ってお越しになりました。そこに、冒頭のところに東京都の皆さま方を全国でお迎えをしたいというふうにありました。都民の皆さんもやはり旅というのは楽しいからこそ行き、楽しみ、そしてお買い物もし、ということだと思いますので、ここは受け入れ先のほうも温かくといいましょうか、都民の皆さんの旅の楽しみということなどをお考えいただければというふうに思っております。このようなことがスムーズに動くように、また効果が実際にあるように、そしてコロナの感染が拡大しないように、国と連携しながら進めていきたいというふうに考えております。では最後でお願いします。