【どこよりも早い2025ドラフト候補ランキング│11~20位】亜細亜大が誇る2人の好投手が揃ってトップ20入り<SLUGGER>
2024年のドラフト会議が終わってまだ3ヵ月も経っていないが、各球団のスカウトたちは早くも次のドラフトへ向けて動き出している。年間400試合以上、アマチュア野球を取材するスポーツライターの西尾典文氏が、25年ドラフト候補の最新ランキングを選定した。今回は20位から11位を紹介する。 ▼20位:大塚瑠晏[遊撃手・東海大] (おおつか・るあん/右投左打) 将来像:小坂誠(元ロッテなど) 抜群の守備力が光るショート。他の選手と比べてもプレーのスピードが明らかに違い、速く動きながら堅実さも備えている。タイプは違うものの、守備に関しては昨年の目玉だった宗山塁(明治大→楽天1位)と遜色ないという声も多い。打撃も確実性は課題だが、秋は1試合2本塁打を放つなどパワーもついてきた。守れるショートが欲しい球団は高く評価する可能性が高い。 タイプ診断:#守備名人 #1.5倍速 ▼19位:渡辺一生[投手・仙台大] (わたなべ・いっせい/左投左打・BBCスカイホークス) 将来像:浜口遥人(ソフトバンク) 高校を2年秋に転校し、通信制(日本航空)に通いながらクラブチームでプレーしていたという経歴を持つ左腕。仙台大では3年から主戦となり、春はMVP、最優秀投手、ベストナインを受賞し、大学日本代表にも選ばれた。上背はないが140キロ台後半のストレートとブレーキ抜群のチェンジアップで三振を奪う。制球力と調子の波が大きいのを改善できれば上位指名の可能性も高い。 タイプ診断:#クラブチーム出身 #ドクターK ▼18位:高谷舟[投手・北海学園大] (たかや・しゅう/右投右打/札幌日大高) 将来像:清水直行(元ロッテなど) 北海道の大学球界で密かに注目を集めている右腕。高校時代は控え投手だったが、大学では力をつけて2年時には150キロを超え、3年からは先発も任せられている。スピードだけでなく変化球のレベルも高い。ボール自体は大学日本代表の投手と比べても遜色ないだけに、リーグ戦で勝ち切れないのが不思議だ。最終学年では結果を残して全国の舞台での快投に期待したい。 タイプ診断:#隠れた逸材 #高校時代は控え ▼17位:高須大雅[投手・明治大] (たかす・ひろまさ/右投右打/静岡高) 将来像:石川柊太(ロッテ) 小学校時代はドラゴンズジュニアに選出され、静岡高校でも評判だった大型右腕。昨年春から主戦となり、最優秀防御率のタイトルを獲得すると、大学日本代表にも選ばれた。190㎝を超える長身だが良い意味でまとまりがあり、スピードと高い制球力を備えた投球は安定感十分。秋に肘を痛めてリーグ戦途中で離脱したのは気がかりだが、本来の投球ができれば上位指名の可能性も高い。 タイプ診断:#六大学の星 #スケール◎ ▼16位:池村健太郎[投手・トヨタ自動車] (いけむら・けんたろう/左投左打/宇部鴻城高→愛知学院大) 将来像:岩貞祐太(阪神) 社会人で注目の本格派サウスポー。大学で大きく成長してドラフト候補にも挙げられていたが、4年時に故障したこともあって社会人入りを選んだ。1年目の昨年は公式戦ではわずかな登板に終わったが、オープン戦では150キロ前後のスピードをマークしており、ボールの力は確実にアップしている。腕を振って投げられるスライダー、チェンジアップも一級品だ。2年目は主戦としての活躍に期待がかかる。 タイプ診断:#強打のサード #スーパー1年生
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