秋イカにも効果的!超絶技巧『フラッシュブースト』搭載エギを改めて解説
セフィアクリンチ フラッシュブーストの内部構造
セフィアクリンチ フラッシュブースト内に収められる可動式の反射板は、スプリングで支持されているため、ほんの僅かな振動でも反応し、反射板を揺らしフラッシング効果が得られる。目のいいアオリイカに対して、効果的に光でアピールすることでエギを抱かせるという仕組みだ。
基本ボディ&アクションは『カエル飛びアッパー』。効果が高まる使い方は?
湯川「水を切り裂くエッジヘッドに低重心のウィービングシンカーと、ボディやシンカーの形状はカエル跳びアッパーと共通。運動性能が抜群で切れの良い連続ダートとフォールは同じ感覚で使えます。そこにフラッシュブーストによるフラッシングのアピールをプラスしています」 では、このフラッシュブースト搭載のセフィアクリンチの効果がさらに高まる、最適な使い方・シチュエーションとはどのような状況となるのだろうか? 湯川「フラッシュブーストの反射を活かすなら、間違いなく日中。澄み潮がベストですが、反射が強いので多少の濁り潮でも効く。夜でも港内など灯りがあれば有効活用が可能です」 日中の澄み潮、つまり視覚的なアピールが効果的なシチュエーションということになるだろう。 湯川「イカが喰いやすいのは、潮の変わり目など一日の中でもほんのわずか。イカの活性を上げる効果があるので、潮の変化がなく今は釣れないなぁ、とダレる時間帯こそ使ってほしいですね」
秋イカにオススメの、セフィアクリンチ フラッシュブースト2.5号/3.0号
アオリイカがまだ大型化していない秋は、比較的小型のエギが釣果が得やすい傾向にある。セフィアクリンチ フラッシュブーストには、基準となる3.5号の他に、秋イカに最適な2.5号、3.0号も選択できるので、状況に応じて使い分け、アオリイカの反応を見ながら展開するのが効果的だろう。
湯川 マサタカ(ゆかわ・まさたか)
豊富な経験と鋭い洞察力でアオリイカを的確に追い詰める日中エギングのスペシャリスト。空気を切り裂く鋭いシャクリから“侍JOE”の異名を持ち、ベストな釣りを引き出すためのタックル選びにも強いこだわりをもつ。シマノインストラクター。