クローゼットのスペース泥棒!何年も着ていないのに処分できない<まだ着られる服>を手放すコツとは…梅雨直前の今こそ知っておきたい「衣替えテクニック」
◆収納について 最後に、収納の仕方について。 一度袖を通した服は、どこかへしまう前に必ず洗うことが大事、というのは以前の連載で解説したとおり。冬服の入れ替えがまだ、という方も梅雨の季節にはカビの原因となるので、この機会にしっかり洗濯しましょう。 いざ収納する際には、クローゼットのほこりを先にとることも忘れずに。これもカビの原因となります。 アウター、スーツ、パンツ、スカートは吊るして収納しましょう。薄手のブラウスなども掛けて収納。ニット類は吊るすと伸びるので畳みます。畳む場合、重いものほど下にすればしわになりにくくなります。 クローゼットの中にダウンコートを掛ける場所が取れないようなら、畳んで大きめのエコバッグに入れてから収納するのも手です。手袋、マフラー、ニット帽などの小物は、透明のジップ袋に入れておくと、中に何が入っているか分かって、来シーズン迷子にならないからおすすめ。 ちなみに私のクローゼットでは、今着る服と、シーズンオフの服がすぐ近くに置いてあります。なので、衣替えも他の場所に移動するようなこともなく、その場で入れ替えるだけで終わり。服の枚数がさほど多くないと、何かと便利に感じます。 これから着る服は、アイテム別に分類しつつ、クローゼットへおさめていきましょう。ブラウス、カーディガン、ワンピース、ジャケット…。それだけで朝の服選びがグンとラクになります。 以上、クローゼットがぎゅうぎゅうのままでは、梅雨の時期の湿気で、嫌な臭いやカビの原因になりかねません。今のうちに不要な服を手放しながら、衣替えを行ってはいかがでしょうか。
阿部静子