山本由伸、5回まで1失点、球数は72球で勝ち投手の権利を得る、白星なら2007年のレッドソックス松坂大輔以来【ワールドシリーズ第2戦】
◇26日(日本時間27日) MLBワールドシリーズ第2戦 ドジャース―ヤンキース(ロサンゼルス) ◆大谷翔平、好投の山本由伸に拍手【写真】 ドジャース先発でワールドシリーズ初登板の山本由伸投手が、5回まで1失点。シリーズで日本人初の勝利投手となった2007年のレッドソックス松坂大輔以来となる白星へ、勝ち投手の権利を得た。5回までの球数は72球。 初回、先頭のトーレスをいきなり四球で出し、進塁打で得点圏に走者を背負ったが、ア・リーグの本塁打、打点の2冠ジャッジとポストシーズン4試合連続本塁打中のスタントンを抑え、ピンチを脱出。ポストシーズンの登板3試合中2試合で失点していた鬼門を突破した。 1点を先制した直後の3回2死、今季41本塁打のソトに右越え同点ソロを浴びたが、被安打はこの1本のみ。テンポよく打ち取り、味方の援護を呼び込んだ。 ドジャース打線もエドマン、T・ヘルナンデス、フリーマンの本塁打で5回までに4点をあげ、援護した。 日本人投手のワールドシリーズ先発は、17年のダルビッシュ有(当時ドジャース)に続き3人目。ヤンキースとは今年6月に対戦し、敵地で7イニング無失点の快投を見せた。(写真はAP)
中日スポーツ