【Numbers to know】DIGIDAY編(11/28~12/4): TikTok 広告収入は増加予想、ほか
「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(11月28日(木)~12月4日(水))注目した数字をご紹介します。今回は世界の広告費の見通しについてです。 調査会社WARCの最新の「2024/25年の世界広告費見通し」によると、世界の広告費は、100市場の広告費データを集計したところ10.7%成長し、総額1兆800億ドル(約1622兆円)に達すると予測している。これは8月の予測から0.2ポイント上方修正されたものであり、今年の増加額は過去2番目に大きい。今後もこの上昇傾向は続くと予想されている。2026年までに世界の広告費は1兆2400億ドル(約186兆円)に達すると予測されており、これはパンデミック前の2019年から80%の増加となる。 329億ドル
Googleの広告収益、司法省調査で成長に懸念
Googleは、中国以外の地域で全広告費の22.1%を占める収益を得ている。しかし、アメリカ司法省が現在進めている調査や判決の影響で、今後2年間で最大329億ドル(約4兆9350億円)の成長が脅かされる可能性があるとみられる。 460億ドル
ホリデーシーズンの広告費、Amazonが最大の勝者へ
今年のホリデーシーズンには、広告主が合計で約460億ドル(約6兆9000億円)を広告費として費やす予定だ。なかでも、Amazonなどのオンラインプラットフォームは広告収入として約169億ドル(約2兆5350億円)を得ると予測されており、特に大きな利益を上げる勝者となる見込みだ。 27.1%増
TikTok広告収入、規制懸念もあるが増加予想
TikTokへの広告予算を減らす動きはほとんど見られていない。規制が強化される可能性が指摘されているにもかかわらず、2024年の最初の9カ月間でTikTokの広告収入は27.1%増加し、約178億ドル(約2兆6700億円)に達すると予想されている。 [原文:Media Buying Briefing: Three fiscal quarters hold the keys to success for the holding companies’ fortunes in 2024] 編集/坂本凪沙
編集部