道路で行き倒れた猫を保護→骨盤骨折で大手術、歩けるように 運命の出会いが待っていた!
「交通事故(?)で動けない猫がいる!」 大きなけがを負い道路で動けなかった茶トラ猫が保護され、里親さんが見つかるまでのエピソードが「感動的」だとInstagramで話題になりました。 【動画】手術後、少しずつ歩けるように…里親さんが見つかるまで 投稿したのは、個人で保護活動をしているボランティアの「あくのあ」さん(@aqunoa33)。昨年12月、道路で動けなくなった茶トラ猫をある人が見つけ、急いで動物病院に連れて行きました。茶トラ猫は近所でよく見かける猫ちゃんだったとか。 病院で診てもらったところ、「骨盤骨折」と言われました。おそらく交通事故に遭ったのではないかとのこと。しかし、病院に連れて行った人は猫をこれまで飼ったことがなく、治療をしながら引き取り先を探しました。なかなか見つからなかったため、1週間後の再受診の時に病院から「引き取り依頼」を受けたのが、あくのあさんでした。 「いつもお世話になっている病院は、保護活動もされており、かわいそうな犬や猫を引き取っては里親さんを探しています。私も受け入れ可能な時はこちらの病院からも猫を引き取り、里親さんを探します。大けがを負った茶トラ猫ちゃんは男の子。保護時は推定2~3歳とのことでした。人馴れしていたので飼い猫の可能性もあり、警察と保健所に問い合わせました。またいくつかの迷子サイトで検索もしましたが、どちらも届出はありませんでした」 あくのあさんは茶トラ猫を自宅に連れて帰りました。キャリーをのぞくとゴロゴロと喉を鳴らしていたという、茶トラ猫。でも全く動きません。なでると喜んだものの、腰の辺りを触ると少し怒るような様子も…当時は「骨盤が折れて、腰が相当痛かったんだと思います」とあくのあさんは振り返ります。 「診断名は『骨盤の右腸骨骨折』。割れた骨盤がうんちの通り道を狭めていて、うんちが出せません。いきみますが出せません。いろいろ試した結果、3種類の薬を飲ませて便を柔らかくしました。すると細い便が少しずつ出たのですが、腰を上げることができず…排便のたびにぬるま湯で絞ったタオルでお尻を拭きました。時々痛がり拭くのも怖かったです」