「レッド系チーク」でイキイキと元気な印象の顔に!【40代、50代】レイナ流メイク
■レッド系チークのメイク・プロセス4 指に残ったチークを目の下にもオン!
「レッド系のメイクはカジュアルに仕上げるのが今どきです。指に残ったクリームチークを目の下になじませると、自然にくまやくすみのカバーができて、お疲れ感の見えない明るい印象の顔立ちになれます。 くまなどを隠そうとして、淡い色のコンシーラーやハイライトをつけると、目の下だけが明るくなりすぎて、白浮きの原因に。チークで血色をプラスしたほうが、自然で元気な顔色に見えるからおすすめですよ!」とレイナさん。 赤系のチークをつければ、自然と血色のいい元気な印象の人に見えるように。これは、ぜひとも覚えておきたいメイクテクニック!
■レイナ流・血色足しチークの極意 チークは頰だけでなく、ここにも入れましょう!
上で説明したように、レイナさんがチークを入れるとき、メインの頰以外に、必ず入れている場所がここ(ピンクの斜線部分)。 「フェイスライン、左右のまぶた、額の中央にも、頰につけたものと同じチークをなじませると、全体のバランスがとれて、イキイキとした血色のいい、メリハリのある顔印象に。頰になじませたあとの薬指に残ったものでOK。指でなじませていきましょう。色みが出ないくらいの、うっすらとしたつき方でちょうどいいです」 これさえ覚えておけば、血色のいい、元気で健康的な顔になれる。エイジング悩みが気になる40代、50代は、ぜひ試してみよう。
■レイナ流チーク、入れる前と後はどう変わった? レイナさんの顔で、チークを入れる前と入れた後の違いを見てみましょう。
ベースメイクと目元、眉のメイクをした状態。血色感が足りなくて、少し寂しい印象。
【チークを入れた後のレイナさん】
「レッド系チーク」を入れた後の顔。血色感がグッと上がって、明るくイキイキとした顔立ちになった。 口元は同系色の「レッド系リップ」でメイクしているので、顔全体のバランスがよく、頰の赤みだけが目立つことなくナチュラル。 ※リップのつけ方は、この前回の『フレッシュで元気な顔になりたいときは「赤リップ」が効く!』を参照。
【終わりに】
さまざまな流行メイクを経験してきた40代、50代。普段は無難な色のメイクに落ち着いている人でも、くすみや疲労感が気になる顔を元気に見せたいときは、赤のチカラを借りていつもよりパワフルに! レッドをカジュアルに使いこなすレイナさん流のチーク術で、イキイキ感あふれる好印象なメイクがかなう。ぜひトライしてみて。
【教えてくれたのは】
レイナさん メイクアップアーティスト。1978年生まれ。大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務を経て独立。その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline(クリスタリン)」を主宰。著書も多く、近著に『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)などがある。YouTubeの「REINA CHANNEL」でレイナさんが実演するメイクレッスンも必見! 撮影/藤澤由加〈人物〉 ヘア&メイク・モデル/レイナ 取材・文/中込久理