衆議院選挙「島根1区」序盤情勢は? 4月の補選で”保守王国”の牙城崩れた注目区…女性3人の三つ巴の戦い
共産・新 村穂江利子候補の演説 「大きく原発推進に舵を切っている今の自民党政治。そして今、日本のどこにおいても、大きな地震が起きる可能性が高まっている。このような状況の中で、島根原発2号機の再稼働は何としても食い止めなければいけません」 元県立高校教員で、3人の子どもを持つ村穂さんは、今年4月の補選では立候補を取り下げたため、今回が人生初の選挙戦。 公示前には月100回を目標に街頭演説に行ったり、ミニ集会を開催したりして支持拡大を図ってきました。 共産・新 村穂江利子候補 「思ったより全て新鮮で、なんと言っても初めてのことなのでトライアスロンに挑戦するくらいの気持ちと、清々しい気持ちで、朝も平常通り早起きしまして、元気にやってまいりました」 選挙戦2日目の16日は、イメージカラーの"むら"さき色に身を包み、飯南町や雲南市などを遊説。 消費税の5%への減税や給食費無償化、高齢世代の年金の削減ストップ、賃上げ、軍拡反対なども訴えました。 共産・新 村穂江利子候補 「暮らしの声、不安な声を草の根でずっと聞いてきたのは日本共産党であり、消費税減税、そして原発再稼働反対・中止させる、このことを訴えぬくということだと思う」 かねてからの勝負カラーという、ブルーに身を包む高階さん。 まずは名前を広く浸透させるべく、一日のうちに松江市と周辺部を行き来して、広域的に遊説を展開しています。 自民・前 高階恵美子候補の演説 「暮らしにはいきがいを、そして仕事にはやりがいを。私は島根と国をつなぐ"かすがい"となって働かせていただくべく、何としてもこの選挙戦でスタート地点で立たせていただきたい。今はそう思っております」 今年4月に補選で敗れた自民党として議席奪還を狙いますが、立候補が決まったのは9月ということもあり、知名度が大きな課題です。 実は選挙戦は初めてということですが、120以上の企業・団体の推薦を取り付けていて、組織力を駆使して勝利を目指します。