【第2報】千歳楽から落下、1人重体1人けが 岡山県浅口市の神社秋祭り、建物に当たったか
20日午前11時20分ごろ、岡山県浅口市金光町占見の大宮神社境内で、秋祭りの最中、山車の一種「千歳楽(せんだいろく)」の最上部に乗っていた10代男性と20代男性が地面に落下。119番を受けた倉敷市消防局がドクターヘリで、岡山市内の病院に搬送した。玉島署によると、10代男性は意識不明の重体。20代男性は軽いけがという。 署や目撃者によると、2人は千歳楽最上部の座布団の上に立っていた。千歳楽を大勢の参加者で担いで移動した際、神社の建物に当たるなどしてバランスを崩して傾き、落下したらしい。 同神社の祭りには、地元4地区から千歳楽4基が参加し行われていた。同署が千歳楽の大きさや事故の詳しい原因を調べている。 現場はJR金光駅から北約700メートル。参加者の60代男性は「けが人が出てしまったのは残念で、容体が心配だ。安全管理に問題がなかったか、地域でもう一度見直していきたい」と話した。