瀬戸内、CKから2発 セットプレーで違い見せる 県高校総体との2冠へ好発進 全国高校サッカー選手権広島県大会決勝トーナメント1回戦
【第103回全国高校サッカー選手権広島県大会決勝トーナメント1回戦・瀬戸内2―0広島山陽(20日)】広島県高校総体王者の瀬戸内が、「2冠」に向けて好発進を切った。13年前の覇者で2年連続でベスト8入りしている広島山陽に2―0で快勝。先制点を挙げたDF白水陽は「難しい初戦で良い入りができた。夏の王者として、冬も全国に行く」と力を込めた。 全国高校サッカー選手権広島県大会 決勝トーナメント勝ち上がり 磨いてきたセットプレーで違いを見せた。前半10分、デザインされたCKからフリーになった白水が「練習通りの形」と右足で押し込み先制。同15分には左CKから最後はFW上岡士恩が頭で合わせて、たたみかけた。 監督がキーマンに挙げた背番号10のMF長村星波は、厳しいマークを受けながら2アシストと結果を残した。田中健二郎監督は「この2年間(の選手権)は勝ち上がれていない。チャレンジャーの気持ちで1試合ずつ修正していく」と勝ってかぶとの緒を締めた。
中国新聞社