「土日の部活がなくなったら、あの人に会えない」しれっとデキていた教師の不倫。「働き方改革が私の恋を奪う!」40代女性教諭を待っていた地雷
「夫には『忙しい』『疲れて死にそう』と言っていれば、体の関係も家事も拒める環境だったので、その辺りも楽でした。教師のつらさを微塵も理解してくれない夫より、何も言わなくても大変さをわかってくれて、体の相性もいい彼のほうが数倍良かった」 しかし、それが単なる「火遊び」だということも自覚していた桃香さん。 「離婚してまで一緒になりたいとか、そういうんじゃないんです。ストレスを発散するのにうってつけでした。大好きでしたが、相手も同じ思いだったと思います。燃えることが活力になりましたね」 同じ部活の顧問を担当した男性教諭と不倫関係になった桃香さんだったが、ここ数年で急速に進んだのが教師の「部活指導」の見直しである。 「私が勤務していた中学校でも、朝や土日の部活動が段階的に減り業務は楽になりました。でも、彼との密会のための口実に利用していた部活指導がどんどん減ったことは、私からすれば迷惑でしたね」 休日に「彼」と会うことがなかなかできなくなり不満をつのらせた桃香さんは、ある日曜日どうしても不倫相手に会いたくなり、彼に「会いたい」とLINEを打ってしまう。ところがその衝動的な行動によって、彼女はとんだ地雷を踏むこととなった。不倫相手の妻との直接対決で桃香さんが仰天した事実とは?記事後編にて詳報する。 ※この記事は取材に基づいていますが、取材対象者保護の観点から必要に応じて編集を加えておりますことをご理解ください。 取材・文/小澤みどり PHOTO:Getty Images