「土日の部活がなくなったら、あの人に会えない」しれっとデキていた教師の不倫。「働き方改革が私の恋を奪う!」40代女性教諭を待っていた地雷
教員不足が叫ばれて久しいが、教育現場の「働き方改革」が進み始めたのは「割と最近」という印象をお持ちの方も多いのではないだろうか。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、教員確保の厳しさについてこう話す。 この記事の他の画像を見る 「教員採用試験の受験者数が減少している問題はかねてから指摘されていましたが、試験に合格しても辞退する人の数が増加しているとのことで、本当に心配な状況です。 追加で教員の募集を行った自治体が全国で合計12にも上るという報道が話題になり、「いよいよ教職員の待遇改善に本腰を入れなければマズい」というムードが一気に広がった感があります。 多くの教員にとって『蛇足』だった休日の部活指導にもメスが入っています。今度こそ先生になりたいという若者が増える教育現場に生まれ変わってほしいものですね」 ・・・・・・・・・・ 今回は、「教員の働き方改革」を「歓迎できない時期もあった」という現役女性教諭から話を聞いた。この教諭曰く、「教育現場は不倫の温床」だという。一体どういうことなのか。 「教師の不倫、実は多いんです。これまで『あの2人アヤしいな』と思う不倫カップルはもちろん、実際に現場を見てしまった経験や相談を受けたことなど、見聞きした例もいくらでもあります」 こう話すのは、41歳の現役教諭・二矢川桃香さん(仮名)。 「私は中学・高校と両方の教員免許を持っていて、最近まで中学に勤めていました。今はある高校に勤務しています」 人口100万超の都市の某私立高校で教員として働いている桃香さん。夫は会社員だという。 「前の職場で、恋愛関係になった先生がいます。相手は5歳年上の既婚者。奥さんにバレて別れることになりました。幸い、うちの夫には知られていませんが、相手の奥さんから『あなたの夫に言わない代わりに、二度とうちの夫に会わないで』と言われ、退職したんです」
不倫相手の妻は専業主婦で、桃香さんの夫と同様、教育現場のことは何も知らなかった。桃香さんは夫への愛情をほとんど感じていないが、2人いる子供が成人するまでは別れるつもりはない。桃香さんが不倫していた期間は約2年間。とても濃密な時間を過ごしたそうだ。 「いま思い出しても体が熱くなるほどのめり込みました。彼はバスケットボール部の顧問だったのですが、私がそこに加わったことで急接近。大好きになっちゃって、どちらからともなく誘って大人の関係になったんです」 「生徒が問題を起こしたから遅くなる」「部活の引率がある」などと言えば、深夜の帰宅も休日出勤も家庭で疑われることは一切なかったという。教師にとってそのようなアリバイ作りは極めて簡単だ、と桃香さん。 「仕事終わりで隣の市まで車を飛ばして、ホテルで2時間ほど…ということもしていました。仕事自体はめちゃくちゃ忙しいですが、少しも余白がないわけではありません。でも周りの人は『先生は常にハードで、全く自分の時間がない』と勝手に認識してくれています」 たった2時間という厳しい制約のある逢瀬が、2人の心をより盛り上げたという。