鈴木彩艶(C)Getty Images

昨季王者インテルは、トリノとホームで激突。20分にマリパンの一発退場で数的優位を得ると、25分、35分とテュラムが立て続けにゴールを奪う。36分に1点を返されたが、60分にはテュラムがハットトリックを達成。86分にPKから2点目を奪われるなど終盤は難しい展開となったが、3-2で勝ちきっている。 好調の首位ナポリは、ホームで昇格組コモと対戦。開始数秒でマクトミネイがネットを揺らすと、前半終了間際に追いつかれたが、後半開始早々にルカクがPKから勝ち越し弾。終盤にはネレスにもゴールが生まれ、3-1で快勝を収めた。 ミランは、敵地でフィオレンティーナに1-2と敗戦。22分に与えたPKはGKメニャンが完璧に抑えたものの、35分にアドリの強烈なシュートで先制点を許す展開に。すると前半終了間際にPKを獲得したが、テオ・エルナンデスのキックはGKデ・ヘアに止められる。さらに55分、エイブラハムのPKもGKデ・ヘアにセーブされ、PK2回とも失敗する。60分にプリシッチの一発で追いついたものの、73分に決勝点を許してそのまま敗れている。 またパルマは、敵地でボローニャとスコアレスドロー。後半開始早々にクリバリが一発退場となったが、GK鈴木彩艶がファインセーブを見せるなど守備陣が奮闘。勝利とはならなかったが、今季初のクリーンシートを達成している。 この結果、連勝のナポリが勝ち点16で首位をキープ。インテルが同14で2位に浮上し、同13でユヴェントスとラツィオ、ウディネーゼが追いかける展開に。ミランは同11で6位に転落、パルマは同6で16位となった。

セリエA第7節

ナポリ 3-1 コモ ヴェローナ 2-1 ヴェネツィア ウディネーゼ 1-0 レッチェ アタランタ 5-1 ジェノア インテル 3-2 トリノ ユヴェントス 1-1 カリアリ ボローニャ 0-0 パルマ ラツィオ 2-1 エンポリ モンツァ 1-1 ローマ フィオレンティーナ 2-1 ミラン