「同窓会不倫」の魔力、輝いて見える同級生…泥沼トラブルに陥る人も 弁護士は法的リスク指摘「一時の感情に惑わされないで」
●弁護士「同窓会では異性が新鮮で輝いて見えることも多いようです」
同窓会をきっかけとして、不倫やトラブルに至る男女は少なくないようだ。男女問題にくわしい近藤美香弁護士の元にも、そうした相談が寄せられるという。 「不貞行為に関するご相談の中に、同窓会がきっかけで出会ったという事例は複数あります。同窓であるという安心感から、短時間で親密になる傾向があるようです。 不貞行為は、民法上の不法行為に該当しますので,不貞行為を相手の配偶者に知られてしまった場合は、慰謝料を請求される可能性があります」(近藤弁護士) 相談を受けてきた経験を踏まえて、「同窓会不倫」について注意を呼びかける。 「育児などが一段落して、夫婦関係もマンネリ化しているタイミングで同窓会に参加すると、配偶者以外の異性が新鮮で輝いて見えることも多いようです。 しかし、不貞行為は、配偶者だけでなく、家族全員を深く傷つけてしまうことが多く、とりかえしがつかないこともあります。 久しぶりの出会いを楽しむことは素晴らしいと思いますが、一時の感情に惑わされず、大人として節度ある言動を心掛けることをおすすめします」(近藤弁護士) 【取材協力弁護士】 近藤 美香(こんどう・みか)弁護士 弁護士登録直後から大手弁護士法人にて500件以上の離婚・不倫慰謝料問題の解決に関与。夫婦カウンセラー資格保有。これまでのキャリアを生かし、独立後も引き続きこれらの問題に注力しています。 事務所名 :エトワール法律事務所 事務所URL:https://etoile-lawoffice.jp/