結婚してから「結婚式をどうするか」で大揉め…夫が頑なに「海外挙式」を主張する理由は「お母さんに友達いないのバレちゃう」
絶対譲れないことがあるなら先手を打て
以上の事例と対照的なエピソードとして、マリーミーの元会員さんのお話をします。 彼女は結婚式に強い希望があり、「“絶対”にディズニーウェディングがしたい」とおっしゃっていました。ディズニーでの挙式はやはり高価で、興味がない人にとってはなかなか承諾を得られないプランです。 ただし、彼女は自らの希望について自覚があり、非常に明確です。そのため、初回のお見合いで「ディズニーウェディング希望」を宣言し、相手からNGが出れば即座にその方とは終了して、また別の方と会う作戦で婚活を進めてもらいました。 彼女は2回目の結婚でもありましたが、戦略がうまくいき、トントン拍子でディズニーウェディングを叶えてくれる人との良縁に恵まれました。 少々極端な事例ではあるものの、「自らの絶対に譲れないポイント」がある場合の必須行動なのです。先手を打って希望を宣言して、相手がそれを呑んでくれるかの確認は、出来るだけ早めに行っておきましょう。
イチゴミルクシェイクになれ
ですが、多くの人は「自らの絶対に譲れないポイント」や「相手の絶対に譲れないポイント」に対して鈍感です。 「結婚式を挙げさえすればそれ以上の要望はないだろう」「結婚式を挙げるのに同意なら、一般的な国内挙式であるだろう」くらいの思い込みのまま過ごし、いざ具体化する際になって食い違いの大きさに愕然としてしまう人ばかり。 だからこそ、自分と相手はまったく違う生き物であることを念頭に、「どうしよっか?」を重ね、本音を見せ合うようなコミュニケーションを行わなければなりません。 特に勝負となるのは結婚から1年以内です。それ以上が経過してしまうと、どのような形であれ、上下構造を含めて二人の関係性が固定してしまいます。 そうなるまえに、「どうしよっか?」を通じて心を開き、イチゴとミルクの独立した二人から「イチゴミルクシェイク」のような渾然一体の存在を目指していきましょう。